バラの魅力が満載!国営ひたち海浜公園
茨城県ひたちなか市に位置する国営ひたち海浜公園の「常陸ローズガーデン」では、約3,400株のバラが咲き始めています。特に早咲きのバラは見頃を迎え、多くの来園者を魅了しています。今週末の5月17日(土)には、ガーデン全体が見頃に達する見込みで、花の数は月末にかけても多く楽しむことができるでしょう。
バラの魅力
バラは「花の女王」として知られ、数多くの園芸品種が存在しています。原種バラを起源に、世界中で3万種以上の品種が開発されています。その多様性は、色彩、形状、香りに富んでおり、これらが人気の理由です。特に、日本におけるノイバラ、テリハノイバラ、ハマナスは、日本の気候に適応した貴重な原種です。
バラの見頃
- - 見頃期間: 5月17日から25日頃
- - 品種数: 約120品種
- - 株数: 約3,400株(ハマナス1,600株を含む)
- - 植栽面積: 約3,500㎡(ハマナス1,630㎡含む)
茨城県花「バラ」の歴史
茨城県において、バラは県花に指定されています。「茨」という名前は、バラに由来し、713年に記された「常陸国風土記」にも関連する歴史があります。この花は県の象徴としても大切にされており、県章や県旗にもその姿が活かされています。
バラを楽しむイベント
バラの開花を祝うイベントが併催されます。公園のボランティア「ローズパートナー」による「常陸ローズガーデンガイドツアー」では、皆様に現代バラ誕生の歴史をお伝えします。また、バラの香りに包まれながら楽しむ「スプリングローズコンサート」も行われます。
イベント日程
- 10:30〜11:00: 常陸ローズガーデンガイドツアー(香りに出逢う)
- 13:30〜14:00: バラキッズ香り体験ツアー
- 11:00〜 / 14:00〜: スプリングローズコンサート
- 10:30〜11:00 / 13:30〜14:00: 現代バラの歴史ガイドツアー
注目のバラたち
さらに、園内では特に注目のバラも紹介されています。
ハマナス
日本の太平洋側南限地で見ることができるハマナス。芳香のあるピンク色の花は美しく、茨城県では1,600株が植栽されています。この花は、日本の海岸線で見ることができる貴重な存在です。
リージャンロードクライマー
中国雲南省で見つかったこの品種は、ピンク色の花と濃い緑色の葉が特徴の美しいバラです。当公園では松の木に絡みつくように育ち、独特の景色を提供します。
ゴールドバニー
フランスで生まれたこの人気品種は、鮮やかな黄色い花が特徴で、見事な房咲きです。当公園では他の草花とも調和し、来園者を楽しませてくれます。
国営ひたち海浜公園の魅力
国営ひたち海浜公園は、四季折々の花々が楽しめるスポットです。春のネモフィラ、初夏のバラ、夏のヒマワリ、そして秋のコスモスまで、多彩な花々に彩られた景色は必見です。さらに、大観覧車や遊園地、アスレチック設備もあり、訪れる人々に多様な楽しみ方を提供しています。
施設情報
この季節にぜひ、国営ひたち海浜公園でバラの魅力を楽しんでみてはいかがでしょうか。