ヤマトHD、Bounceに出資し手荷物預かりサービスを強化
ヤマトホールディングス株式会社(以下、ヤマトHD)は、地元企業の空きスペースを利用した手荷物預かりサービスを提供するアメリカのスタートアップ、Bounce, Inc.に出資しました。この出資は、ヤマトHDが運営する「KURONEKO Innovation Fund 2号」を通じて行われ、今後のビジネス展開におけるシナジー効果が期待されています。
冒険心を持つBounce
Bounceは、2017年に設立され、その後、短期間で驚異的な成長を遂げてきました。この企業が提供する手荷物預かりサービスは、世界中の4,000以上の都市で展開されています。北米、ヨーロッパ、アジアの地元企業との提携によって、13,000を超える保管スペースを確保しています。ユーザーは、専用のアプリやウェブサイトを通じて簡単にスペースを予約でき、オンラインでの決済も可能です。このシンプルな手続きにより、数百万人のユーザーが利用してきました。
出資の背景
今回の出資にあたって、KIF 2号はBounceが着実に企業成長を続けており、インバウンド領域においても大きなシナジー効果が見込まれる点を評価しました。この出資によって、BounceはヤマトHDの持つ物流のノウハウやネットワークを活用し、さらに事業を拡大することが期待されています。
未来への期待
BounceのCEO、Cody Candee氏は、「ヤマトHDとの提携により、私たちのビジョンが一層進展し、ユーザー体験を向上させることができる」と述べています。今後、両社が持つ技術や知見を相互に活かし合うことで、さらなる事業の成長を目指すことができるでしょう。
企業情報
ヤマトホールディングスは、総合物流業を展開しており、国内外のニーズに応じたサービスを提供しています。一方、Bounceは、自社の手荷物預かりサービスを通じて、旅行者やビジネスマンなどに便利な選択肢を提供し続けています。
お問い合わせ先
出資に関する詳細や企業へのお問い合わせは、以下の連絡先までお願いいたします。
ヤマトホールディングス株式会社 イノベーション推進担当
出資を通じて新たな場面が開かれ、両社のさらなる飛躍が期待されます。