トランスコスモスが特別賞を受賞
トランスコスモスは、この度、公益社団法人企業情報化協会(IT協会)が主催する2026年度カスタマーサポート表彰制度において特別賞(デジタル活用)を受賞しました。この表彰制度は、企業や行政機関が顧客サポートを改善するための取り組みを評価し、カスタマーサポートの向上に寄与した企業などを認定するものです。
カスタマーサポートの重要性
社会のデジタル化が進む中、顧客満足度の向上は企業にとってますます重要な課題となっています。トランスコスモスは、業務の効率化だけでなく、顧客との接点をどう強化していくかに真剣に取り組んでおり、その成果が今回の受賞につながりました。
受賞の背景
トランスコスモスが特別賞を受賞した理由は、カスタマーサポート窓口における業務改革にあります。従来、管理者はエスカレーション対応や資料作成に多くの時間を割いていましたが、これにより顧客体験向上やクライアントへの提案に十分な時間を確保できていないという課題がありました。そこでトランスコスモスは、「日常をデータ化する」という発想のもと、エスカレーション対応の会話を管理し、知識を有効活用する方向へと業務の変革を図りました。
具体的には、AI音声レコーダーを使いエスカレーションの会話をテキスト化。その成果を基に生成AIツールを使った資料作成及びAI動画生成ツールによる可視化を進めることで、業務の標準化と効率化を実現しました。これにより、エスカレーション資料の作成時間や平均処理時間(AHT)が大幅に短縮され、業務の質と効率が向上しました。
結果と影響
この業務改善によって、管理者は創出された時間を使って顧客の声を活かした提案(VOC提案)やクライアントとのリレーション構築に注力することができました。その結果、顧客全体の満足度や応対満足度が向上し、退職率も改善されています。支援した顧客企業が成長し、より良いサービスを提供できるようになることで、トランスコスモス自身の価値も高まることが期待されています。
MVVの活用
トランスコスモスは、MVV(Mission・Vision・Value)を組織の価値観に取り入れながら、AIやデジタルトランスフォーメーション(DX)による業務効率化を推進しています。このことで、定型業務から解放された管理者がより重要な業務に集中できる環境を整えました。顧客体験やクライアント価値の創出に向けた行動変容を実現した点が、特別賞として評価されるポイントとなりました。
今後もトランスコスモスは「人の幸せ」と「豊かな社会」の実現に向けた取り組みを続けていくというビジョンを掲げており、日本全国に広がる32の拠点で、約23,000人のコミュニケーターがコールセンターサービスを含む多様なコミュニケーションサービスを展開。顧客サポートのスペシャリストとして、今後もさらなる発展を目指していきます。
企業情報
1966年に設立されたトランスコスモスは、最新技術と優れた人材を融合させ、顧客企業の競争力を向上させるためのサービスを提供しています。アジアを中心に、36の国と地域で188の拠点を展開し、ビジネスプロセスの効率化や売上拡大に寄与。その一環として、グローバルECワンストップサービスを展開し、消費者に高品質な商品・サービスを届けています。これからも、社会インフラとしての役割を果たしつつ、共に挑み、実現していく姿勢を持ち続ける企業として成長を続けます。