新しいマーケティング支援サービス「PASSER-MARKETING」の登場
技研トラステム株式会社(京都市伏見区)は、株式会社unerry(東京都千代田区)と連携し、商業施設向けの新たなマーケティング支援サービス「PASSER-MARKETING」の提供を開始しました。このサービスは、来館者の行動をより詳細に分析するため、両社が持つデータを統合し、施設運営者が顧客理解を深める手助けをすることを目的としています。
サービスの概要
「PASSER-MARKETING」は、技研トラステムが誇る高精度な人数カウントシステム「PASSER」と、unerryが提供するリアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」を組み合わせたサービスです。これにより、商業施設は来館者の属性や商圏、来訪頻度、館内での回遊状況、競合施設との関係性などを可視化できます。これらのデータは、顧客理解から施策立案、効果検証まで、一貫して行うことを可能にします。
このサービスは、9月17日に東京国際フォーラムで開催されるビッグデータカンファレンス「SPECTACLEs 2026」で展示される予定です。
背景
近年、商業施設では消費行動や来訪の目的が多様化し、単なる売上や来館者数だけでは顧客行動を十分に把握できなくなっています。そのため、今や「何人来館したか」だけでなく、「どのような人が、どこから来て、館内でどのように回遊しているのか」を理解することが極めて重要です。これに応じて、技研トラステムは高精度なデータ計測により、商業施設の運営に役立つ情報を提供しています。
一方、unerryはGPSやビーコン技術を利用して、リアル行動データを提供しており、これによりユーザーの移動や来訪状況を統計的に把握しています。両社はこれらのデータを統合し、より深い顧客理解を促進します。
PASSER-MARKETINGの特徴
「PASSER-MARKETING」の主な機能は以下の通りです:
- - 自店ターゲット分析: 来訪者の属性や商圏、来訪頻度を把握することで、ターゲティング戦略を強化します。
- - 館内回遊・エリア分析: 館内のエリアごとの来訪状況やショップ間の併用を可視化し、空間の有効活用を支援します。
- - マーケット分析: 自施設と競合施設との関係性を分析し、競争優位性を把握するのに役立ちます。
これにより、商業施設はイベントや販促施策の評価、テナント支援、リーシング、MD改善、リニューアルに関するデータ分析を圧倒的に充実させることができます。
企業の期待・コメント
技研トラステムの営業企画部部長である小森伸一氏は、創業60周年を迎えた会社として常に顧客のニーズに応え続けていることの重要性を語り、「今回のunerryとの連携により、より信頼性の高い情報提供が可能になる」と述べています。また、unerryのプロジェクトマネージャー小林優輝氏も、両社の強みを活かして商業施設の顧客理解を促進し、意思決定を支援することを目指していると語っています。
結論
「PASSER-MARKETING」は、技研トラステムとunerryが共同で開発した新しいマーケティング支援サービスであり、商業施設の運営者にとって大変価値のあるツールとなることが期待されています。今後、データを活用したマーケティング戦略がますます重要になっていく時代の中、これらのサービスは革新をもたらし、業界全体の進化に寄与することでしょう。
以上の内容から、商業施設がどのようにして顧客データを最大限に活用できるか、そのヒントが得られるサービスが登場したことが見て取れます。