東京ゲームショウ2011に出展したグリーが開くソーシャルゲームの未来

東京ゲームショウ2011におけるグリー株式会社の出展



2011年9月、東京ゲームショウ(TGS)が幕張メッセにて盛大に開催されました。このイベントに最大級のブースを展開したのは、グリー株式会社です。先進的なソーシャルゲーム体験を提供するために、グリーは自社開発の作品だけでなく、多くの開発パートナーが手掛ける人気タイトルも展示しました。

今年のTGSのテーマは「心が躍れば、それはGAMEです。」。これはゲーム業界における新しいトレンド、特にオンラインやソーシャル要素が重要視されていることを示しています。家庭用ゲーム機が進化を続ける一方、特にスマートフォンを利用したソーシャルゲーム市場が急成長している現状を反映しています。

グリーはこの変革の波をチャンスと捉え、グローバルなソーシャルゲーム市場の発展を図っています。出展の目的は、TGSという大規模な場を用いて自社の魅力を発信し、来場者に多彩なコンテンツを体験してもらうことにあります。この機会を通じて、今後の戦略や新興国市場でのプレゼンス向上を目指しているのです。

グリーのプラットフォーム「GREE」は、現在、全世界で1.3億人以上のユーザーを抱えています。特に中国のTencent社や東南アジアを含む地域では、強力なプラットフォームパートナーシップを進めており、国際展開の際の障壁を低くしています。

今年のブースでは、「探検ドリランド」や「釣り★スタ」、「踊り子クリノッペ」など、人気のソーシャルゲームタイトルを十数本展示。さらに、コナミやカプコン、セガなど、著名なゲーム企業の作品も試遊できるようになっています。TGS限定のアイテムのシリアルコード配布も企画されており、来場者の関心を集めています。

メインステージでは、映像アトラクションが用意され、インターネットやゲーム業界のエキスパートによるビジネスセッションを通じて、最新の情報や業界の動向を知ることが可能でした。

特に注目されるのは、代表取締役社長の田中良和氏による基調講演です。「ソーシャルゲームが巻き起こすパラダイムシフト(仮)」というテーマで、スマートフォンの普及を背景にしたソーシャルゲームの新しい展望や、グリーの今後の戦略の説明が行われました。

この基調講演は、9月15日の第3部に予定されており、業界における革新を体感できる貴重な機会となります。グリーは、引き続きプラットフォームの拡大と有力なパートナーとの連携を強化し、ゲーム市場のさらなる発展に寄与することを目指しています。今年のTGSでの出展を通じて、ソーシャルゲームがもたらす未来像をいち早く体験してみてはいかがでしょうか。

このように、グリーは東京ゲームショウ2011を通じて、その革新的な取り組みを広くアピールし、ソーシャルゲームのさらなる可能性を引き出しています。今後のゲーム業界から目が離せません。

会社情報

会社名
グリー株式会社
住所
東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー
電話番号

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。