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雪どけの北アルプスでの新たな出会い

白馬五竜高山植物園が、初めての早期開園イベントを6月5日から6日、12日から13日に開催します。この特別な機会には、雪解けの美しい高山植物を存分に楽しむことができ、普段はなかなか目にすることができない珍しい花々との出会いが待っています。

高山植物とその魅力

この植物園は、高山植物の楽園として有名で、特にウルップソウ、シラネアオイ、チョウノスケソウ、クロユリ、チングルマなどが見られます。これらの花々は、それぞれ独自の美しさを持っており、多くの登山家からも人気を集めています。また、残雪が美しい北アルプスの景色も楽しめるため、360度の絶景を堪能することができます。

開園期間とイベント内容

早期開園期間は、6月5日と6日、12日と13日の2日間です。時間は、いずれも8:15から16:30で、最終のゴンドラ乗車は16:00です。この期間中に多彩なイベントが開催され、訪れる人々が高山植物の魅力をさらに深く理解できる機会が用意されています。

学芸員による散策ツアー

イベントのひとつとして、「学芸員とまわる雪解け直後の高山植物園散策ツアー」が行われます。普段植物園を管理するスタッフが、高山植物のさまざまな魅力を教えてくれます。この特別な時期にしか見ることのできない花の生態や見どころについて、専門的な知識を交えながら楽しく案内されます。時間は10:00と13:00の各1時間程度で、要予約制（0261-75-2101）となっており、当日参加も可能です。定員は各回20名ですので、早めの参加をお勧めします。

無料の高山植物苗プレゼント

また、早期開園を訪れた先着50名には、高山植物の苗をプレゼントする企画もあります。育て方ガイドと一緒に提供されるこの苗は、シラネアオイやシナノナデシコ、ニッコウキスゲなど、育てやすい植物が中心です。これを機に、自宅でも高山植物を育ててみてはいかがでしょうか。

高山植物ハーブティー試飲会

そして、イブキジャコウソウを使ったハーブティーの試飲会も実施されます。高山植物園で育てた新鮮なハーブを用いて作られたハーブティーを、残雪の北アルプスを眺めながら楽しむことができます。

美しい景観と社会的意義

白馬五竜高山植物園は、地域の通年観光の強化を目指しており、自然と触れ合うことの重要性を再認識させてくれます。新型コロナウイルスの影響で閉鎖的な社会となっている今、この植物園での体験は、心のストレスを解消する素晴らしい機会となるでしょう。

設備とお申し込み

入場は無料ですが、ゴンドラの往復料金は2,000円となります。早期開園中、植物園の魅力をより深く知るために、参加してみることをお勧めします。また、展望レストラン「あるぷす360」も営業しており、絶景を楽しみながらのリフレッシュするチャンスです。

まとめ

この4日間に訪れることは、特別な体験となること間違いなしです。登山や高山植物に興味がある方はもちろん、自然を楽しむ機会を探している方にもおすすめのイベントです。ぜひ、白馬五竜高山植物園での美しいひとときをお楽しみください。

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