須磨UBPのデザイン
2025-06-25 12:05:21

障がい者も楽しむデザインを生み出す須磨UBPの取り組み

障がいがある人もない人も楽しめるデザインコンテスト



今年も、兵庫県神戸市で活動するNPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクト(須磨UBP)が主催する「Baseデザインコンテスト2025」が行われました。このイベントは、障がいの有無に関わらず誰もが参加できるビーチ作りを目指すプロジェクトの一環として開催されており、多くの人々がその趣旨に賛同し、参加しています。

Baseの創造的な挑戦



Baseは就労継続支援B型事業所として、主にPC作業を中心に活動しています。特に、デザイン制作にはCanvaを活用し、利用者の創造性を引き出す機会を作っています。昨年からは、事業所内でも楽しさを感じながらチャレンジできる場を提供し、定期的にデザインコンテストを実施することになりました。今年のテーマは「須磨での夏のユニバーサルビーチ開催を告知するチラシ」。

このようなテーマを設けることで、参加者は自身のアイデアを表現する機会を得られ、さまざまな経験を発展させることができます。特にデザインに関するスキルがある方も、初めての方も、それぞれのペースで自分の作品を仕上げられる環境が整っています。

結果発表と意義



デザインコンテストの審査を行ったのは事業所内の支援員たちで、結果として優勝者に選ばれたのはIさん。今年、Iさんは前年に続いて2年連続での勝利を収めました。Iさんは、デザイン技術における成長を感じており、特にSNSなどで使われる具体的なデザインの配置や色合いに注目して研究を重ねた結果が評価されたと喜びを語っています。

また、受賞者の作品は事業所内に掲示されており、訪れる人々にも楽しんでもらえるようになっています。このようなコンテストは、単なるデザイン作成だけでなく、社会とのつながりを感じる大きな機会となります。

実際の社会での活用



今年作成されたデザインは、2025年7月10日から始まる須磨海岸のユニバーサルビーチの告知として、須磨UBPのSNSプラットフォームであるInstagramやFacebookでも活用されます。これにより、参加者は自分たちの創ったデザインが実際に社会で役立つことを体感できるのです。これまでの取り組みの中でも、行政イベントや企業連携の広報物に採用されるなど、その影響力は広がっています。

継続する挑戦と未来



今後も、Baseではこのようなデザインコンテストを定期的に開催する予定です。利用者たちがスキルを高めるだけでなく、楽しみながら社会とつながることができる取り組みを通じて、「できない」を「できた」に変えていく活動を続けていきます。

公式SNSを通じて、須磨ユニバーサルビーチプロジェクトの取り組みや、最新情報を発信していますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

まとめ



須磨ユニバーサルビーチプロジェクトは、誰もが楽しめる未来をつくるための活動を続けています。その中で行われるデザインコンテストは、利用者の可能性を広げる素晴らしい舞台です。これからの展望を楽しみにしつつ、ますますの発展を期待したいと思います。


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会社情報

会社名
NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクト
住所
神戸市長田区 駒ヶ林町1丁目14-10ドルフ21-102
電話番号
080-1181-7002

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