航空業界の新しい波
2025-01-27 11:27:18

航空業界の新しい幕開け – 特定技能人材育成の成功例

航空業界の新しい幕開け



2023年1月、株式会社ONODERA USER RUN(OUR)が、株式会社JALエンジニアリング(JALEC)、ANAベースメンテナンステクニクス(ANABTC)と共同で、特定技能人材の育成プログラムを開始しました。この取り組みは、航空機整備分野での人材不足を解消する一助となっています。特に、OURが設立したフィリピンの教育機関、OUR BLOOMING ACADEMYでの特別カリキュラムは、これまでの教育プログラムとは一線を画します。

特別カリキュラムの内容



今回、合格した10名は、通常の教育プログラムに加え、JALECとANABTCの協力を得た実践的なカリキュラムを修了しました。この特別カリキュラムは、航空専門用語の学習や実技試験が含まれ、試験の難易度を大きくアップさせていました。しかし、彼らは試験史上初めて90%の合格率を達成するなど、その成果は見事です。彼らは2024年6月に合格を果たし、同年8月にはJALECとANABTCから採用内定を受けました。

OURストレートスルーの強み



OURの教育機関では、外部委託をせずに全ての教育を自社で完結する「OURストレートスルー」を実施しています。このシームレスな教育スキームが、就業先の企業と連携した実践的なプログラムを可能にしています。また、入国後も日本語や専門技術の学習を続けることにより、仕事だけでなく、生活全般においても活躍できる力を養っています。

日本到着からの準備



新たに入国した人材は、日本での就業に向けた準備を整えるため、日本事情の研修や日本語の復習を行ってきました。特に、彼らはJLPT N3やNAT-TEST 3級に既に合格しており、さらに12月にはN2試験を受験する予定です。

入国後の学びとコミュニケーション



入国後は、航空機整備に特化した学習に取り組む一方、日本語教育のフォローアップも進行中です。これにより、日本人職員とのコミュニケーションを円滑にし、職場環境に早く馴染めるように配慮されています。月曜日から金曜日まで、午前中にはOUR本社で日本語学習プログラムを受講し、午後には羽田整備場で実技研修を行うスケジュールが組まれています。

キックオフ歓迎会



1月17日には、OUR、JALEC、ANABTCの3社によるキックオフ歓迎会が開催され、参加者たちが今後の抱負や目標を語り合いました。JALECの南場様は、「皆さんの入国を嬉しく思います。これからは日本でのプログラムが始まります」と期待を寄せました。同様に、ANABTCの西村様も、「皆さんの熱意に触れ、これから共に日本の航空業界を発展させていきたい」と述べました。

将来に向けた取り組み



現在、OURでは第2期生の育成も進行中で、2025年にはさらに多くの特定技能人材の育成を目指しています。これにより、航空業界への人材供給が促進されることが期待されます。今後も、特定技能に特化した人材育成と供給を続けることで、日本の航空業界の発展に寄与していくことを目指しています。

会社概要



株式会社ONODERA USER RUNは、人材教育と特定技能に特化した日本国内での人材紹介事業を展開しており、累計教育人数は7,718名。特定技能試験合格者は6,216名を輩出しており、特定技能人材の紹介実績も伸びています。未来の航空業界を支える人材を育成するため、引き続き努力を重ねていく所存です。


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会社情報

会社名
株式会社ONODERA USER RUN
住所
東京都千代田区大手町1‐1‐3大手センタービル5階
電話番号
03-5220-8588

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