鉄を活用した新たなデザイン "TETSUORI"
UDS株式会社の家具・プロダクト専門チームsu+(スプラス)が、新たに音を響かせています。2026年8月31日、彼らは鉄の副産物を活かしたプロダクトシリーズ「TETSUORI」を発表します。このシリーズは、持続可能な社会の実現を目指し、素材を無駄なく活用することをテーマに掲げています。
プロジェクトの背景
su+は、UDSの設計事業部COMPATH(コンパス)の中で家具やプロダクト、アートの製作・ディレクションを主に手掛けており、これまでに様々な施設のプロジェクトに参加してきました。多様なメーカーからアイテムを選定し、空間全体の調和を図ることには課題がありました。この背景から「TETSUORI」が誕生しました。
主に板金と鋼材加工を専門とする株式会社新和との協力のもと、鉄の製造工程で生じる副産物を有効活用し、企画から販売までを行うこととなりました。このコンセプトの一貫性とデザイン性によって、より上質な空間演出をサポートします。
魅力的な素材の特性
「TETSUORI」で使用される鉄の副産物は、主製品の鉄と同じクオリティを有しながら、規格外のために品質保証ができず、これまでその使い方は限られていました。しかし新たな商品企画やデザインによって、素材が無駄なく、機能美を持った形で社会に実装されることが目指されています。
ここでは、単体での美しさだけでなく、複数を組み合わせる際にも美しいラインを保つため、各アイテムの寸法を精巧に調整しています。加えて、冷間成形による鋭い断面の美しさも特筆すべき点です。
カラーバリエーションとアイテム展開
「TETSUORI」シリーズでは、以下の3色のカラーバリエーションを用意しています。
- - T-1500 (ベージュ色)
- - T-800 (ボルドー色)
- - T-25 (ブラック色)
今回発表されるアイテムは、ホテルの客室備品としてよく使われる以下の9点です。
- - メモトレイ
- - ティッシュボックス
- - 引き出しA
- - 引き出しB
- - ストレージボックス
- - 卓上ごみ箱
- - 靴べら
- - ごみ箱(大)
- - ごみ箱(小)
これらのアイテムは、全て収納や整理を目的としており、美しさと機能性を兼ね備えています。特に、引き出しやストレージボックスはそのデザイン性にこだわり、空間を豊かに演出します。
まとめ
「TETSUORI」はただの家具ではなく、鉄の副産物を上手に利用し、環境への負荷を減らすための試みでもあります。家具が持つ機能と美しさの両立を目指し、持続可能性を兼ね備えたプロダクトがこれからも求められる時代になるでしょう。UDSと新和が手掛けるこのプロジェクトは、デザイン業界に新たな風を吹き込むこと間違いなしです。これから公式サイトで一般向け販売も予定されているので、ぜひ注目していきたいところです。