ブシュロン新作ハイジュエリーコレクション
ブシュロンは新たなハイジュエリーコレクション「UNTAMED NATURE(手つかずの自然)」を発表しました。この新作は、毎年1月と7月に異なるテーマで展開されるブシュロンのハイジュエリーコレクションの一環であり、特に「ネイチャー(自然)」を題材にしています。
自然への敬意
クリエイティブディレクターのクレール・ショワンヌによって創作されたこのコレクションは、ブシュロンの歴史的なアーカイブに触発されています。ブランドの設立者であるフレデリック・ブシュロンは、自然の手つかずの姿に強く魅了され、それが彼のクリエイティブな仕事に影響を与えました。
特に、彼は低く控えめな草花や小動物に着目し、彼らの美しさを掘り下げていきました。アイビーやクローバー、デイジーといった素朴な植物は、当時のジュエリー製作においてあまり取り上げられることのなかった存在でしたが、フレデリックはそれらに生命を与えることを目指しました。
アーカイブコレクションの影響
今回の新作は、過去の作品に新たな視点を加えることで、自然観をさらに深化させています。ブシュロンのアーカイブには、自然の姿を忠実に追求し、植物や昆虫の詳細な観察の結果がたくさん残されています。
これらの資料は、彼が持っていた自然への真摯な姿勢を象徴しています。
新たなスタイルと革新
新コレクションは、28点の作品群を含みます。それは、マルチウェアラブルなデザインを標榜し、着用者の体を包み込みながら、自分自身が自然の一部になったかのような感覚を与えることを意図しています。大胆で革新的なスタイリングは、ブシュロンの強い個性を体現しており、身に着けることで新たな自己を切り開く手助けをします。
伝承されるメゾンの精神
1858年の創業以来、ブシュロンは自由な精神とスタイルを持ち続けてきました。パリのヴァンドーム広場に最初にブティックを構えたハイジュエラーとして、ブシュロンは世代を超えて受け継がれた特徴的なデザインで評価されています。現在、世界各国に90以上のブティックを持ち、国際的なラグジュアリーグループ ケリングにも属しています。
この「手つかずの自然」というタイトルのコレクションは、ブシュロンが自然を題材にしてどのように進化を続けているのかを鮮明に示すものであり、その作品群はまさにエレガンスと革新の融合を体現しています。
詳しくは、ブシュロンの公式サイトを訪れてください。
公式サイト:
ブシュロン