ENECHANGE株式会社が、国連主導の「24/7 Carbon Free Energy Compact」に新たに加盟したことを発表しました。
このイニシアティブは、24時間365日、完全にカーボンフリーの再生可能エネルギー供給の実現を目指しています。米国政府や著名な企業、教育機関を含む160以上の組織が参加しており、日本の企業としては7社目となる加盟です。
ENECHANGEは、これまで一貫して脱炭素社会の実現に向けた取り組みを行ってきました。特に2023年6月には、環境価値を効率的に管理するための「eValue Platform」を発表し、電力会社の業務効率化を支援しています。このプラットフォームは、電力会社が持つ環境価値を自動で管理し、業務オペレーションの最適化を図ることが特徴です。
さらに、「エネチェンジBiz」では、法人向けに電気料金の最適化を図ると同時に、環境価値の管理サービスも提供しています。このことで、多様なイニシアティブに柔軟に対応し、環境価値の購入や在庫管理をスムーズに行えるようにします。
今後、ENECHANGEは24/7 CFE Compactへの参加を通じて、カーボンニュートラル実現に向けた活動を積極的に展開していく方針です。具体的には、システム開発や革新的なソリューションの提供を通じ、2050年の目標達成を目指しています。
24/7 CFE Compactの明確な方針に基づき、ENECHANGEは再生可能エネルギーの同時同量調達や地域内でのクリーンエネルギー購入を推奨しています。これにより、消費された電力に対してゼロエミッションを実現することが可能になります。
代表取締役CEOの丸岡智也氏は、同社が日本で唯一の脱炭素テック上場企業として、今回の加盟により脱炭素に対するコミットメントを一層強化する意向を示しています。また、テクノロジーを活用した日本全体の脱炭素化へ貢献していく考えを述べました。
ENECHANGE株式会社は、2015年の設立以来、「エネルギーの未来をつくる」というミッションのもと、脱炭素化を促進してきました。特に、英ケンブリッジでの電力データの研究を背景に、エネルギーデータ解析の技術を駆使し、SaaSモデルでのビジネス成長を遂げています。
今後もENECHANGEは、再生可能エネルギーの推進とカーボンフリー社会の実現に向けて、積極的に取り組んでいくことでしょう。