地域価値共創プラットフォームシンポジウムについて
令和6年9月6日、国土交通省は「地域価値共創プラットフォーム」のキックオフシンポジウムを開催します。この取り組みは、不動産業者が地域の新たな価値創造を目指す活動を支援するものです。これまでも「地域価値を共創する不動産業アワード」を通じて先進的な事例を表彰し、その成果を広めてきました。今回はその受賞者が集結し、実際の成果を基に地域における不動産活用の可能性を探ります。
シンポジウムの目的
このシンポジウムの主な目的は、不動産業者や地域の関係者が一堂に会し、空き家の利活用など地域課題に共に挑むためのヒントを得ることです。不動産業界における新たな価値の創造は、地域の活性化や持続可能な社会構築に欠かせません。アワード受賞者の事例紹介や、地域における不動産活用の成功例がシンポジウムで発表される予定です。
開催概要
- - 日時: 令和6年9月6日(金)14:00~16:00
- - 場所: 中央合同庁舎3号館 国土交通省10階 共用会議室(東京都千代田区霞が関2-1-3)
- - オンライン参加: YouTubeでの配信も予定されています。
プログラム内容
1.
開会挨拶
国土交通省 不動産・建設経済局長 平田 研
2.
基調講演1
不動産業者等が地域価値共創に取り組む意義及び期待される役割について、明海大学不動産学部 教授 中城 康彦 氏が講演します。
3.
基調講演2
第1回アワード大賞を受賞した株式会社エンジョイワークスの取締役 松島 孝夫 氏と、NPO法人福岡ビルストック研究会の理事長 吉原 勝己 氏が、それぞれの受賞活動やその後の変化について語ります。
4.
座談会
不動産業アワード受賞者による座談会が行われ、「地域価値共創の実践者と共に考える」ことをテーマに、何が『一歩踏み出すために必要か』について意見を交わします。モデレーターは株式会社リクルートSUUMO 編集長 池本 洋一 氏が務め、パネリストとして、株式会社まちづクリエイティブ 代表取締役 寺井 元一 氏、一般社団法人熊本県賃貸住宅経営者協会 事務局長 大久保 秀洋 氏、ビーローカル・パートナーズ 加藤 寛之 氏が参加します。
5.
「地域価値共創プラットフォーム」の概要説明
国土交通省 不動産・建設経済局 参事官 中野 晶子 氏から、プラットフォームの具体的な立ち上げについての紹介があります。
参加方法
事前申込が必要ですので、参加をご希望の方は8月30日(金)までに国土交通省の公式ウェブサイトからお申し込みください。但し、来場の定員は100名で、定員に達した場合は申し込みを終了します。
報道関係者の取材について
このシンポジウムには、報道機関の傍聴やカメラ撮影が可能です。ただし、申込状況に応じて参加者の調整が行われる可能性があるため、予めご了承ください。
地域の課題を解決するため、不動産の力を最大限に活用するための貴重な機会です。このシンポジウムが、多くの人々の参加によって大きな成果を生むことを期待しています。