若狭功希選手、契約満了と移籍への思い
徳島ガンバロウズは、2034-25シーズンをもって若狭功希選手との契約が終了することを発表しました。この移籍は、すでに他のクラブに決まっているため、Bリーグの自由交渉選手リストには公示されない予定です。詳細な移籍先は後日発表される見込みです。
若狭選手は1997年に香川県で生まれ、身長185cm、体重85kgのSFポジションで活躍してきました。彼の経歴は、尽誠学園高等学校を経て、2018-19シーズンには地域リーグのトライフープ岡山でスタート。その後、2019年から2023年まで同チームに在籍し、2023-25シーズンからは徳島ガンバロウズでプレーしてきました。彼のプレースタイルは多くのファンに愛され、昨シーズンもチームにとって重要な存在でした。
成長の2年間
若狭選手は、契約満了の発表を受けて自身のコメントを発表し、まず「今シーズン応援ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えました。また、スポンサー企業やチームスタッフへの謝辞も忘れませんでした。特に彼を徳島に呼び寄せてくれた臼木社長やザックGM、デマーカス・ベリーHCには深い感謝を表しました。
彼は、徳島での2年間を振り返り、「すごく成長できた」としながらも、B2昇格を果たせなかったことや、結果に応えられなかった後悔も口にしました。「勝ち続ける難しさがわかった2年目」と彼が言うように、厳しい挑戦の中でも多くの経験を積んだことが感じ取れます。若狭選手は残念ながらチーム目標を達成できなかったものの、最後まで戦い抜いたことを評価しています。
家族を考慮した決断
若狭選手は、「徳島に残りたい」という気持ちが強かったものの、家族との生活を考慮し、徳島を離れる決断をいたしました。彼の発言からは、プロ選手としてのキャリアだけでなく、家庭を大切に思う姿勢が伝わってきます。
「またいつかさらに成長して徳島の地に戻って来れるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」という言葉には、彼の強い意志とファンへの愛情が詰まっています。彼の新たな挑戦に期待しつつ、これまでの活躍に感謝を捧げたいと思います。
徳島ガンバロウズの想い
徳島ガンバロウズは、「頑張ろう」という言葉をクラブ名に込めています。これは、物事に取り組む際の気持ちを表現したもので、老若男女問わず応援の気持ちを持てるようなクラブを目指しています。選手の成長や活躍を通じて、地域全体が一体感を抱くことができるクラブであり続けることが、今後の大きな目標です。このような背景の中で若狭選手が育ってきたことは、クラブの価値をより一層高める要因とも言えるでしょう。
今後の若狭選手の新しい挑戦に注目が集まります。彼のさらなる成長を期待し、徳島のファンは彼を応援し続けることでしょう。