KANAL KATO展
2024-04-16 14:36:12

豊岡の伝統工芸を楽しむKANAL KATO展が開催!自分堂の魅力を体験しよう

豊岡の伝統工芸を楽しむKANAL KATO展



兵庫県豊岡市で開催される「KANAL KATO展」は、日本の伝統工芸品として名高い豊岡杞柳細工をテーマにした特別な展示会です。2024年4月6日から29日までの期間中、oru spiceで行われるこのイベントは、入場無料であり、食事を希望する方には事前の予約が推奨されています。

展示会の詳細


本展は、毎週土曜・日曜・月曜日の11:30から14:30まで開かれ、ポップアップ形式で実施されます。特定の日に加藤かなる氏が在廊する機会もあり、訪れる方にとって貴重な直接対話の場となります。特に、28日の「サンデー酒場」は、展示会のクロージングイベントとして、午後3時から8時まで予定されており、加藤氏の作品とともに楽しいひと時を過ごせる場になるでしょう。

作家の紹介


加藤かなる氏は、伝統工芸品産業振興協会の会員であり、1995年に大阪府寝屋川市で生まれました。2013年にドイツへ渡り、2020年には帰国して兵庫県豊岡市での伝統的技法の継承に取り組んでいます。その中で、2023年に自分堂を設立し、豊岡杞柳細工の可能性を広げる作品を展開しています。

高銘である豊岡杞柳細工は、1300年以上の歴史を誇り、コリヤナギを主材料として製作される美しい木工品です。特に、柳行李と呼ばれる製品は、かつて盛んに海外へも輸出されていた名産品です。加藤氏は、その伝統的な魅力を再定義し、より多くの人にその良さを伝えたいという熱意から、現代的なプロダクツへの応用に挑んでいます。

展示される作品


展示会では、柳のランプシェードや吊り下げ照明用ランプシェードなど、加藤氏の作品が数多く並びます。これらの作品は、伝統的な手法で作られ、シンプルかつ美しい造形が特徴です。特に、コリヤナギの優れた素材感を活かしたライトは、時間とともに変化していくテクスチャーを楽しむことができます。

加藤氏による新たな「行履」なども魅力的で、デザインと機能を兼ね備えた作品が揃います。これらは職人技の真髄を感じさせ、生活に彩りを加えてくれることでしょう。

ORU SPICEの思い


「ORU SPICE」は、この展示会の場所である,与えられた環境の中で新たな刺激を提供し、日々の暮らしを豊かにしてくれる目的があります。オーナーのコメントによれば、伝統工芸品である柳行李は、昔の人々にとって必需品であり、その美しさと機能性は今もなお生き続けています。加藤氏の作品は、コリヤナギの栽培から製作までを手がけることで、現代のライフスタイルにもフィットする形で提供されています。

是非、豊岡市でのKANAL KATO展を訪れ、あなた自身の目でその魅力を体感してみてください。伝統工芸の未来がどのように形作られていくのか、加藤かなる氏の作品を通じて感じられる貴重な機会となるでしょう。

会社情報

会社名
自分堂
住所
兵庫県豊岡市出石町弘原308-1リバーシティ201
電話番号
090-6679-0703

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