奈良県での農村振興シンポジウム
2023年2月15日、奈良市にあるなら100年会館で「農村振興シンポジウム」が開催されました。本イベントは、奈良県の主催のもと、多面的機能払推進協議会や農村地域づくり協議会の後援を得て行われました。このシンポジウムは、都市農村交流の推進を目的としており、地域活性化や活動の質的向上を図るために、農村地域の魅力を掘り下げ、都市住民に農村を訪れるきっかけを提供することを狙いとしています。
当日は、次のようなプログラムが用意されました。
- - 奈良県農村振興優良組織表彰式
- - 小林涼子氏(俳優・株式会社AGRIKO代表取締役)による基調講演
- - パネルディスカッション
- - 農産加工品の抽選プレゼント
基調講演:農村の価値
基調講演では、小林涼子氏が「地域の魅力を都市に伝える~農村の価値と持続可能な未来~」をテーマに講演しました。参加者たちは、農村の魅力を都市住民にどうやって伝え、持続可能な地域社会を形成するかについて、真剣に耳を傾けていました。小林氏の言葉は、多くの参加者の心に響き、地域の未来について考える機会を与えました。
パネルディスカッション:共存共栄の道
続いて行われたパネルディスカッションでは、「都市と農村の共存共栄~持続可能な地域社会を目指して~」をテーマに、京都府立大学の中村貴子准教授がコーディネーターを務めました。パネリストには、自然派農場しもかわ代表の下川麻紀氏、特定非営利活動法人ハンサムガーデン代表理事の窪一氏、小林涼子氏が参加し、活発な意見交換が展開されました。各氏の農村での活動や、持続可能で魅力的な地域づくりへの思いが語られ、多くの質問が参加者から投げかけられる場面もありました。
地域活動の優良表彰
シンポジウムの最後には、農村地域活動に貢献した事例を称える「奈良県農村振興優良組織表彰」が行われ、地域の優れた取り組みが紹介されました。これにより、参加者は地域の取り組みの重要性を感じ、さらなる発展を期待する声が聞かれました。
参加者からの熱に満ちた反応
シンポジウム全体を通して、多くの参加者が農村振興について深い関心を持ち、質問が相次ぎました。奈良県のさまざまな取り組みや、農村地域への理解を促進するための活動が紹介され、参加者たちは新たな知見を得ることができました。奈良県は、今後も農村地域の魅力を発信しつつ、都市農村の交流を進めることで地域の活性化に邁進していく意向を示しています。
詳細な情報は
奈良県農村地域づくり協議会 をご参照ください。