世界一のマクベス、横内正の挑戦
2026年8月28日、東京の三越劇場で開催された『MACBETH 2026』のプレビュー公演において、85歳の俳優・横内正が「マクベス」を演じ、ギネス世界記録に認定されました。この記録は「マクベスを演じた最高齢の俳優」として名を刻むもので、演劇界に新たな歴史を刻みました。
横内正は自身の俳優人生60年以上にわたり、数々の舞台で活躍してきました。特に、シェイクスピア作品への挑戦は続々と続いており、今回の『MACBETH 2026』が彼にとって三度目の「マクベス」挑戦となります。公演終了後、ギネスワールドレコーズの公式認定員から認定証が手渡され、感動的な瞬間が演じられました。
この舞台は、シェイクスピアの名作「マクベス」を原作とし、横内が自身で上演台本を手掛け、演出も担当。翻訳は文化功労者であり、日本の演劇界の巨人、小田島雄志氏によるもので、作品の奥深さを引き出しています。横内にとって、今回の公演は自身の俳優人生の集大成とも言えるもので、観客の前でのパフォーマンスに全力を注いでいます。
横内正の演劇人生
横内正は1964年に俳優座養成所を経て、俳優座に入団。初舞台は「ハムレット」で、以降、数々の名作に出演。この間、NHK朝のテレビ小説や時代劇でも広く知られる存在となり、「暴れん坊将軍」では19年間も大岡忠相役を演じました。また、舞台だけでなく、ドラマや映画、音楽劇など多岐にわたるジャンルで活躍し、その幅広い芸能活動が評価されています。
特に近年では、コロナ禍でも作品を次々と発表し続け、シェイクスピア・ブームを牽引する存在として注目されています。2016年に公演した「リア王」を皮切りに、様々なシェイクスピア作品に挑戦し、今回の「MACBETH 2026」が通算9作目。彼の情熱は年齢を超え、多くの若手俳優たちの模範にもなっています。
『MACBETH 2026』の公演詳細
『MACBETH 2026』は、2026年8月29日から三越劇場で本格的に上演が始まります。今回の公演では、すでに一部の公演や席種が完売しており、チケットは入手困難な状況です。公演の詳細は、公式サイトやチケット取り扱いサイトで確認できます。
- - SS席(パンフレット付き):12,000円
- - S席:10,000円
- - A席:7,800円
また、チケット購入者を対象に、終演後のバックステージツアーも開催される予定。こちらは限られた時間での案内となるため、早めの予約が推奨されています。
この舞台は、横内正の魅力が存分に発揮される場であり、シェイクスピア作品の新たな解釈を楽しむことができる貴重な機会です。多くの人々がその瞬間を見届けるため、三越劇場に足を運ぶことでしょう。
おわりに
横内正の挑戦は、年齢を重ねることに対するひたむきな姿勢と、演劇に対する深い愛情を示しています。その情熱は、世代を超えて多くの人々に影響を与えるものであり、これからの公演がどのような感動を生むのか非常に楽しみです。ぜひ彼の舞台を観に行き、最高齢のマクベスを体験してください。