EEJAがネプコンへ出展
2025-01-15 11:41:33

田中貴金属EEJAが第39回ネプコンジャパンに出展、最新めっき技術を紹介

田中貴金属EEJAが新技術を披露する「第39回ネプコンジャパン」



2025年1月22日(水)から24日(金)にかけて、東京ビッグサイトで開催される「第39回ネプコンジャパン」に、田中貴金属の子会社であるEEJA株式会社が出展します。EEJAは、めっき事業を展開しており、エレクトロニクス業界の最新ニーズに応える新製品を紹介します。

エレクトロニクス市場の変化



近年、電子部品はローカルからネットワークへと使用領域がシフトしています。特に通信分野では、5Gから6Gへの移行が進む中、高速かつ大量のデータ処理を可能にするための革新的な技術が求められています。また、自動車産業では、電子部品や半導体がエンジン周辺に搭載されるケースが増加しており、耐熱性や耐湿性に優れた製品が必要とされています。このような背景の中、EEJAは新しいめっき技術を通じてこれらのニーズに応えることを目指しています。

注目の展示製品



高硬度耐摩耗性白金族めっきプロセス


EEJAが展開する「プレシャスファブPd/Pt/Ru/Rh/Ir」は、車載向けの電子部品において高い耐久性と環境性能を提供します。特にコネクターなどの接点部分に使用することで、信頼性の高い接続を実現します。

環境に配慮したノンシアンプロセス


また、「ミクロファブシリーズ」の新製品、ノンシアン電解Auめっきプロセス『ミクロファブ Au2108/Au2168』は、シアン化合物を用いずに半導体製造工程での作業環境を改善します。これは、ファインピッチ化・高密度化が進むウエハー上での金(Au)バンプ形成において、外観と硬度の安定性向上に寄与します。

ダイレクトパターニング技術


さらに、ダイレクトパターニングに特化した「SEADCAT PRM200シリーズ」は、様々な素材に対応可能で、特に高い耐熱性と耐湿性を実現しました。この技術は、電子部品の設計や製造現場において、少ない材料で高い性能を発揮できる重要な要素です。

今後の展望



EEJAは、田中貴金属グループとしての強みを生かし、エレクトロニクス業界における技術革新に貢献していく方針です。高度化する技術ニーズに応えるため、今後も新たな製品開発に取り組むことが期待されています。

展示会情報


  • - 会期:2025年1月22日(水)~24日(金) 10:00~17:00
  • - 会場:東京ビッグサイト
  • - 出展ブース:東展示場E64-52

EEJAの最新のめっき技術に興味のある方や業界関係者は、ぜひこの機会にブースを訪れて、新たなビジョンを体験してみてください。詳細な製品情報は公式ウェブサイトで確認できます。そして、エレクトロニクス産業の未来におけるEEJAのリーダーシップに期待が高まります。


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会社情報

会社名
株式会社田中貴金属グループ
住所
東京都中央区日本橋茅場町2-6-6
電話番号

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