タレント起用のリスク意識
2025-02-27 08:20:13

企業の広告におけるタレント活用調査、リスク意識の高まりを示す結果に

タレント起用に関する意向調査



広告主がタレントを起用する際の意向調査が発表され、特にタレントによる不祥事へのリスク意識が高まりつつあることが明らかになりました。今回の調査は、株式会社エイスリーと株式会社A3Xによって行われ、マーケティングや広報の担当者111名を対象に実施されました。

調査結果の概要



調査によれば、タレントの選定にあたっては「タレントとブランドイメージの相性」が63.1%と最も重視されており、次いで「ターゲット層との親和性」が51.4%となっています。しかし、タレント起用にあたる実務面では「スケジュール調整が難しい」と54.1%が答え、実施での課題が浮き彫りとなりました。また、96%の回答者が専門会社への相談を希望していることも報告されています。これにより、タレント起用を実現するための専門的な知識やサポートが求められていることが示されています。

タレント起用の効果



タレント起用の効果としては、70.3%の企業が「企業または商品・サービスのブランドイメージ向上」を挙げています。しかし、ブランドイメージを確立するためには慎重なタレントの選定が必要です。また、タレントの起用を通じて「認知拡大」が64.9%、「販売促進」が49.5%と続いており、広告施策への好影響が期待されています。

リスク対策の意識



調査では、直近のタレントによる不祥事を受けて、81.1%が「以前よりタレント起用の意向が下がった」と回答しています。そして94.6%が、タレントの不祥事によるリスク対策が必要だと感じています。このことは、今後のタレント活用において、企業が過去の不祥事から学び、対策を講じることが急務であることを示唆しています。

タレント活用への期待



それにもかかわらず、90.1%の企業が「自社の広告・PR施策においてタレントを起用したい」と希望しており、「モデル」「俳優」「アイドル」が人気のジャンルとなっています。このことから、企業はタレントを利用してブランド戦略を実現させたいという意向が強いことがうかがえます。

今後の方針



タレント起用における専門的なサポートが求められる中で、広告主企業はタレント選定からリスク管理まで包括的なマネジメント体制を構築することが重要です。タレントドリブンマーケティングを提唱するエイスリーグループは、このニーズに応えるべく、タレント活用のマーケティング施策を行なっています。今後のタレント起用の在り方について、企業がどのように対策を講じるのか注目です。

本調査の詳細は、こちらからダウンロードできます。また、同グループのタレントドリブンマーケティングに関する情報も、公式サイトで確認できるので、興味のある方はぜひご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社エイスリー
住所
東京都渋谷区神宮前3-35-2クローチェ神宮前ビル 6F
電話番号
03-3475-6042

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