つくばみらいの新物流拠点
2025-05-08 14:21:01

三井不動産ロジスティクスパークつくばみらい、物流業界を革新する新施設が竣工

三井不動産ロジスティクスパークつくばみらい、2025年竣工



茨城県つくばみらい市において、本日発表があった「三井不動産ロジスティクスパークつくばみらい」(MFLPつくばみらい)が、2025年4月30日に竣工予定である。この施設は、首都圏から東北地域への配送を可能とする常磐自動車道と、関東近郊へのアクセスを支援する圏央道に隣接しており、物流効率を大幅に向上させる立地に位置している。

1. 卓越したロケーションと施設仕様



MFLPつくばみらいは、常磐自動車道「谷田部」ICから約4.0 km、圏央道「つくば西」SICから約3.6 kmという好立地を活かしています。東京都心までの配送は約1時間30分で実施可能であり、広域配送の観点からも非常に適しています。更に、つくばエクスプレスの「みどりの」駅から徒歩15分というアクセスの良さもあり、入居企業にとって人材確保にも優位です。

2. 次世代物流への対応



特に注目すべき点は、2024年問題に向けたダブル連結トラック用の走行・転回可能なスペースを持つことです。このトラックは、1台で通常のトラック2台分の物量を輸送できるため、物流効率を劇的に改善することが期待されています。また、ドライバー専用の「ドライバーラウンジ」も施設内に設置されており、リクライニングチェアやカフェカウンター、シャワールームも完備されています。これにより、ドライバーが快適に休憩できる空間を提供しています。

3. 施設の多目的利用



MFLPつくばみらいは、単なる倉庫ではなく、駐車場や部品の組立を行う工場にも対応する設計となっています。これにより、さまざまな業種のニーズに応えることができ、利用企業のサプライチェーンの課題解決を広範にサポートします。

4. 環境に配慮した設計



環境意識の高まりを受け、施設内には約1,600 kWの太陽光パネルが設置され、エネルギーを効率的に利用することが計画されています。また、人感センサー付き空調の導入やEV充電器の設置により、持続可能な物流施設としての機能を強化しています。このような取り組みを通じて、最高ランクの『ZEB』認証を取得するに至りました。

5. 地域との調和



外観デザインにおいては、地域の風土と調和するよう意識されています。特に、筑波山の自然を感じさせる開放感のある「スカイラウンジ」や、地域の名産を取り入れた内装デザインが施され、従業員が安心して働ける環境を提供します。

地域の発展と共に



三井不動産は、全国で物流施設の開発を進めており、MFLPつくばみらいはその一環として位置付けられています。「ともに、つなぐ。ともに、うみだす。」という理念の下、物流業界の進化と地域経済の発展に寄与することを目指しています。MFLPつくばみらいが地域にどのような影響を与えるのか、今後の動向に注目が集まります。


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会社情報

会社名
三井不動産株式会社
住所
東京都中央区日本橋室町2丁目1番1号
電話番号

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