名古屋商科大学での成功物語
名古屋商科大学の学生たちが再び素晴らしい成果を上げました。2023年度、在学中の7名の学生が税理士科目試験に合格したのです。この業績は昨年度の8名の合格に続くもので、大学の教育プログラムが維持され、深化している証と言えるでしょう。
特別プログラムで3科目合格の達成
今年の合格者の中には、商学部会計学科4年生の金田さんがいます。彼はこれまでに簿記論と財務諸表論に合格し、今回さらに相続税法にまで合格を果たしました。つまり、在学中に3科目を合格する大きな成果を達成したのです。金田さんは、税理士・公認会計士コースに所属し、特別に無償で提供されるプログラムを受講してきました。このコースは、日商簿記2級の合格を足がかりに、税理士科目試験及び公認会計士試験の合格を目指します。
この特別プログラムでは、通常授業に加えて週二回、税理士資格を有する講師による特別講座が開かれています。このプログラムの導入により、名古屋商科大学は毎年、多くの合格者を輩出し続けています。具体的には、2010年度から始まったこのコースだけで、約80名もの合格者を輩出しています。
資格取得後のキャリアパス
税理士試験や公認会計士試験に合格した卒業生は多く、監査法人や税理士法人に就職する道が開けています。名古屋商科大学のこのコースでは、授業以外にも先輩方の体験談を聞く機会や、企業訪問、インターンシップの機会が設けられており、実際の業務にどのように知識が活かされるのかを学ぶことができるのです。また、大学卒業後も多くの学生が本学の大学院に進学し、税法学の分野で専門知識を深めています。特に、大学院で税法学を修了すると、税法分野の試験免除申請が可能になるなど、進学のメリットも多彩です。
名古屋商科大学の立ち位置
1953年に設立された名古屋商科大学は、国際水準の経営教育を追求し続けています。国内で初めてトリプルクラウンと称される3つの国際認証を持ち、現在は5つの学部に10の学科と2つの研究科を構える大学へと成長しました。また、世界63カ国と189校の提携を結び、交換留学や国際ボランティアなど多彩な国際交流プログラムを展開しています。ビジネススクールは、今やQSランキングにおいて6年連続で国内第1位を獲得しており、2023年のTHE (Times Higher Education ranking)では国際性の分野で東海北陸地区でトップ、国内では15位にランクインしました。
このように名古屋商科大学は、学生の成長をサポートする環境を整え、税理士や公認会計士としての夢を実現させるための道を切り開いています。その成果として、学生たちが次々と合格を果たし、未来のビジネスリーダーとしての一歩を踏み出しています。この流れは今後も続くでしょう。未来への期待が膨らむ中、名古屋商科大学の取り組みが注目されています。