環境保護の強力な味方、フィルムレス Ver.2.0
近年、持続可能な社会の実現に向けた取り組みが進む中で、プラスチック削減は重要なテーマとなっています。テンタック株式会社は、その一環として新しい紙製のパッケージ「フィルムレス Ver.2.0」を発表しました。このパッケージは、プラスチックフィルムを一切使用せず、環境に優しいだけでなく、実用性も兼ね備えているという特徴があります。
フィルムレスの特徴
「フィルムレス」は、従来のパッケージに広く使われていたプラスチックフィルムを使用しないため、環境負荷を大幅に低減することに成功しました。ファスナー部分には、生分解性のPLA素材を採用し、自然環境にも優しい設計となっています。PLAはトウモロコシやサトウキビから作られるため、持続可能な素材として評価されています。
このような素材選びに加えて、フィルムレスは接着技術の最適化を図ることで、高品質なパッケージの開発を実現しました。この結果、製品の耐久性や機能性が大きく向上し、消費者ニーズにも応えることができるようになっています。
Ver.2.0の進化
新たにリリースされた「フィルムレス Ver.2.0」は、前バージョンからのさらなる改善点がいくつかあります。例えば、印刷面のニスを刷新し、摩擦に強く、色落ちしにくい仕様に変更。また、接着糊の見直しにより、耐水性と強度が両立されました。これらのアップデートによって、製品はより安全で高品質なものとなっています。
実際、テンタックは大手検査機関による5つのテストを実施し、すべての項目で高評価を得ることに成功しました。これは、同社が品質と安全性に対する真摯な姿勢を持っている証拠でもあります。
環境に優しい未来への貢献
「フィルムレス Ver.2.0」は、紙の持つ自然な風合いを保持しつつ、デザイン性や実用性にも優れたパッケージを実現しました。テンタックはこれからも環境負荷を減らすことに力を注ぎ、持続可能な素材選びと高品質な製品を追求し続けると述べています。これにより、企業として環境保護に貢献し、社会全体での持続可能な発展に寄与することを目指しています。
テンタックの会社概要
東京都墨田区に本社を構えるテンタック株式会社は、1972年の創立以来、衣料副資材の企画・製造・販売を行う企業です。同社は、環境保護に配慮した商品開発を推進しており、今後もその革新的な取り組みに期待が寄せられています。
【会社名】テンタック株式会社
【所在地】〒130-0026 東京都墨田区両国四丁目9番7号
【代表者】石川 春樹
【URL】
tentac.co.jp
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