発酵技術で北海道農業を革新!NoMy Japanが「JAアクセラレーター第6期」に採択
ノルウェー発祥の発酵科学企業NoMyの日本法人であるNoMy Japanが、JAグループが主催する「JAアクセラレーター第6期」に採択されました。
NoMy Japanは、2024年1月に設立され、日本の食料基地である北海道の農業をより持続可能なものにすることを目指しています。同社は、NoMyの独自の技術を活用し、食品業界で発生する副産物や排水から新しい食品や飼料を開発することで、食料自給率向上に貢献したいと考えています。
「JAアクセラレーター」は、農業や地域社会が抱える課題解決を目指すプログラムです。今年から北海道枠が設けられ、NoMy Japanはこの枠に選ばれました。
今回の採択により、NoMy Japanは、約5か月間のプログラムを通じて、ホクレン農業協同組合連合会との連携を強化し、北海道での実証実験を進めていきます。
NoMyの技術で食品廃棄物を資源に変える
NoMyは、微生物の力を利用して持続可能な製品と技術を開発する企業です。食品業界で排出される副産物や排水に注目し、それを利用して高付加価値製品を生み出す技術を持っています。
同社が開発した水産飼料用マイコプロテインは、大豆や魚粉に代わる持続可能なタンパク源として、ノルウェーで注目を集めています。さらに、NoMyは、風味やクセの少ないタンパク質原料を生産しており、代替肉や麺類など、幅広い食品への応用が期待されています。
北海道農業の未来を担うイノベーション
NoMy Japanの取り組みは、北海道農業の未来にとって大きな可能性を秘めています。食品廃棄物の削減や新たな食品開発を通じて、持続可能な農業を実現し、地域経済の活性化にも貢献していくことが期待されます。
今後のNoMy Japanの活躍に注目です。