中古マンション市場を変革するC-FINDの誕生
近年、中古マンション市場の活発化は著しく、多くの不動産業者が新たなビジネスチャンスを求めています。しかし、この市場の拡大に伴い、様々な課題も浮き彫りになってきました。このたび、株式会社リッシュパートナーズがBtoB専門の不動産オークションプラットフォーム「C-FIND」をリリースし、これらの課題解決に乗り出しました。
C-FINDの特徴と機能
【C-FIND】は、効率的な価格マッチングを実現するためにオークション形式を採用しています。出品者の希望価格と入札者のニーズが合致した結果、交渉の煩わしさを軽減し、適正価格での取引が可能になります。このプラットフォームは、情報の公開性を重視しており、新たな卸先や仕入先の開拓をサポートします。
さらに、リアルタイムの入札状況を通じて、現在の市場価格や他の業者の反応を把握できるため、より戦略的な仕入れが可能となります。この機能は、中古マンションを扱う不動産業者にとって、非常に大きなメリットとなるでしょう。
使いやすさの確保
C-FINDの利用には、登録や出品、入札といった段階において特に高いハードルは設けられていません。オークション終了後に料金が発生するため、初期費用やリスクを心配することなく気軽に使い始めることができます。また、月額プランを選択することで取引ごとの利用料金を割引することも可能です。
不動産業界の新たな流通形態
不動産業界には、他業界で確立された競りやオークションの仕組みが存在しながら、これまで活かされてきませんでした。C-FINDは、そのギャップを埋める新しいプラットフォームとして登場しました。現在はオーナーチェンジマンションに特化していますが、今後は住宅用マンションやビル、土地など、より幅広い取り扱いを進める意向です。
株式会社リッシュパートナーズの理念
株式会社リッシュパートナーズの代表取締役、塚本真士氏は、C-FINDの構想はおよそ2年前からスタートしたと明かしています。彼は、不動産業界には長年の間、情報の囲い込みが存在するため、公正で透明性の高い取引環境が求められていると感じていました。中古市場での競争が激化する中、多くの不動産企業が仕入れに苦しんでいる現状への解決策として、このプラットフォームの必要性を訴えています。
「仕入れの予算はあるのに思うように物件が調達できずに悩んでいる業者に、このC-FINDを使っていただきたい」と彼は力強く語ります。
今後の展望
C-FINDの導入により、不動産業界における取引の透明性が向上し、より多くの業者が公平な価格で物件を入手できる環境が整うことが期待されます。リッシュパートナーズは、今後もエンドユーザー向けのオークション代行サービスの普及や、新しい取引方法の検討を進め、業界全体の発展に寄与していく計画です。
株式会社リッシュパートナーズ
所在地: 東京都渋谷区神宮前6-19-15 高野第一ビル8階
設立: 2011年10月 | HP:
riche-partners.com