広島に新たな農福連携のショップ「minoruru」オープン
2025年12月19日、広島県東広島市に位置する小谷サービスエリア下りに、農福連携商品を専門に扱うセレクトショップ「minoruru」がオープンします。これは、農福コンソーシアムひろしまが推進する新たな試みであり、地域の持続可能性を高める貴重な取り組みです。
1. 「minoruru」とは何か
「minoruru」は、農業と福祉が連携するカタチで、地域のこだわり抜かれたサスティナブルな農産物や加工品を広く紹介・販売することを目指しています。コンセプトは「実る」と「生きる」ことに重きを置き、生産者の想いや地域の豊かさを商品を通じて伝えています。
特に、ショップのオープンがもたらす最大のメリットは、多くの人に「農福連携」という新たなコンセプトを知ってもらうことで、消費につながるという点です。サービスエリアに位置することで、県内外から訪れる多様な人々に触れる機会が増え、より多くの支持を得ることを期待しています。
2. minoruru店の具体的な情報
新店舗「minoruru」の所在地は、〒739-2121 広島県東広島市高屋町小谷5233-2です。営業時間は24時間営業で、年中無休。一部商品の特別販売も設けられ、特に「パンワッフル」の実演販売が土日祝限定で行われます。これは、訪れる人々に手作りの温かさを届けることを意図した取り組みです。
3. 商品の特徴
「minoruru」では、独自のこだわりを持った商品を展開しています。その中でも特に注目されるのが「パンワッフル」。これは三原支援学校の生徒たちがデザインした独特のシールが付いており、一つ一つが個性豊かです。冷凍販売されているこのパンワッフルは、休日に受注生産された後、二度焼きして提供されます。
また、「果実なきモチ」というユニークな商品も揃っており、ショッピングする人々を惹きつけてやみません。このお餅は特製果物ジャムを求肥で包んだもので、しっとりとした食感と上品な味わいが魅力です。
4. 地域との絆を深める取り組み
「minoruru」は、農福コンソーシアムひろしまの活動の一環であり、地域に根ざしたビジネスを展開することが期待されています。これにより、地域農業の振興も併せて図られ、新しい雇用の創出や生産者と消費者との直接的なつながりが生まれることで、より強固な地域社会が形成されるでしょう。
5. まとめ
「minoruru」のオープンは、単なるショッピングスポットにとどまらず、地域における新しい試みとして大きな意義があるといえるでしょう。地域の農産物や製品を大切にし、その魅力を広げる場所として多くの人々に愛されるよう、全国の皆様に広がっていくことを願っています。■■■