月マガ50周年記念、新作『ヤクマン』が登場
2025年、創刊50年を迎える『月刊少年マガジン』。この特別号として、6月6日に発売された7月号に加瀬あつしの新作『ヤクマン』が登場した。本作は、加瀬あつしが描くヤクザをテーマにしたギャグマンガで、彼の代表作『カメレオン』や『くろアゲハ』のファンにとっても待望の新連載だ。
加瀬あつしが描く新たな物語
『ヤクマン』は、主人公の楓が組の看板背負って立つ喧嘩最強のヤクザとして描かれている。しかし、彼には組にバレるとまずい副業がある。それは人気の萌え漫画家・めいぷるという二重生活を送ること。これにより、日常的にヤクザと漫画家の二つの顔を持つ楓の生き様が描かれ、ギャグ要素がふんだんに盛り込まれている。
彼の二刀流の生き様は、笑いを提供しつつも、秘密を抱えることの面白さを伝えてくれる。裏社会で生きる彼が、漫画家としても成功する姿を描くことにより、世の中の秘密と表向きの顔のギャップを楽しむことができるという新しい視点をもたらしている。
50年の歴史、豪華読切企画
7月号はもちろん、月刊少年マガジンの50周年を記念した豪華な読切企画も含まれている。この特別企画には、沢田ひろふみが描く『沢田ひろふみの捨てる誌あれば拾う誌あり』と、あだちとかの『あだちとか、駆け出す!』の2本が登場。これらの作品は、既に多くの読者に楽しんでいただくべく準備されている。
次号、そして今後の展開
今後の号でも、続々と新たな作品や連載陣の登場が予定されており、次号の8月号では所十三と愛原司の作品が発表される予定だ。さらには、川原正敏や曽田正人、ハロルド作石などお馴染みの作家も名前を連ね、これからも楽しみが尽きることがない。
まとめ
加瀬あつしの『ヤクマン』は、50周年記念号の特別な位置づけにあり、ファンにはたまらない贈り物だ。ヤクザと漫画家という二つの顔を持つ主人公の物語を通じて、読者は笑いと共感を得ることができるだろう。月刊少年マガジンは、これからも進化し続ける。ぜひ、手にとってみてほしい。
公式サイトや特設サイトもチェックして、最新の情報とともに楽しんでいただきたい。