CPAラーニングが新たな講座を公開
会計ファイナンスを完全無料で学べるeラーニングプラットフォーム「CPAラーニング」が、新たに「開示担当者養成(後発事象・偶発事象・関連当事者編)」という講座を新規公開しました。これは上場企業の経理部やIR部での実務に役立つ内容であり、特に開示事項に関する理解を深めることができます。
講座の内容
全5回、合計1時間51分の学習コンテンツから構成されており、以下の3つの重要な開示事項について詳しく学ぶことができます。
1.
後発事象
企業の決算日以降、監査報告書日までの間に発生した事象が次期以降の財政状態やキャッシュフローに影響を与えることについて解説。
2.
偶発事象
利益または損失が発生する不確実な状況が貸借対照表日現在で存在する場合、その状況を理解し、将来的に何が影響を及ぼすかを考察します。
3.
関連当事者
ある当事者が他の当事者に影響を与える関係について詳しく学びます。
この講座は、経理実務に精通した講師が、実務で必要となる知識をわかりやすく解説。特に、簿記2級以上の知識を持つ方には最適の内容です。
学習の流れ
講座は全て「CPAラーニング」のサイトで提供されており、無料で簡単に受講が可能です。登録は70万人以上が行い、現在も成長を続けています。これにより、学習者は自分のペースで学び、必要なスキルを身につけられます。
対象者
この講座は、次のような方々に特におすすめです:
- - 上場企業の経理部やIR部で開示担当を担っている方、またはそのポジションを目指している方
- - 会計および開示システムのベンダーや金融機関での実務を考えている方
- - 公認会計士や税理士、弁護士などの専門職の方
これらのスキルを身につけることで、キャリアの幅を広げるチャンスとなります。特に、未経験でも意欲があれば積極的に受講を検討できます。
担当講師
この講座の講師を務めるのは、白井敬祐氏です。公認会計士試験に合格後、監査法人やリクルートHDでの経験を経て独立開業されました。10年以上の実務経験とさまざまなセミナー活動を通じて、受講者に分かりやすい指導を行っています。
CPAラーニングの全体像
CPAラーニングは、2020年にサービスを開始し、現在では1,500本以上の講座が利用可能です。経理や財務分野での知識を深めるためのリソースとして、多くの学習者に支持されています。また、「CPA会計学院」におけるノウハウを活かし、質の高い講義を提供することで、会計ファイナンス人材の育成に寄与しています。
最後に
この新しい開示担当者養成講座は、会計ファイナンス分野を志す多くの方々にとって、重要なステップとなるでしょう。経理の専門家を目指す皆さんは、ぜひこの機会を活用して自身のスキルを磨いてください。詳細な情報や講座へのアクセスは、
CPAラーニング公式サイトをご覧ください。これからの学びの旅が、多くの可能性をもたらすことを期待しています。