IT運用の効率化を実現する『OX1』
株式会社日立システムズエンジニアリングサービスが、新たに提供を開始したOperations Transformation Service「OX1(オックスワン)」は、IT運用のデジタル化を通じて、品質向上や業務効率の改善を目指します。このサービスは、企業のITライフサイクルを支援するマネージドサービスの中核として位置付けられています。
デジタル化による課題解決のアプローチ
「OX1」は、長年の技術と経験を基に開発され、IT運用の手順をデジタル化し、自動化を実現します。このことにより、複数のクラウド環境やSaaSの利用が増加する中で、企業の抱える従来の運用課題、例えば、作業負荷の軽減やミスの防止、属人化の解消に大いに寄与します。
日立システムズエンジニアリングサービスは、2028年度までにこの「OX1」を700社以上の企業に導入することを目指しています。この計画は、急増するITマネージドサービスの市場動向に基づいており、特に効率性やコスト削減を求める声が強まる中でのものです。
進展するIT環境への対応
クラウドサービスやSaaSの導入が進むにつれ、企業のITシステムは複雑化し、その運用はより困難になっています。また、デジタル人材の不足が進む現代では、DXや業務改善を進めるためのニーズも高まっています。「OX1」は、これらの課題に対処するための新たな道筋を示しているのです。
OX1のユニークな機能
このサービスは、従来の手順書に基づく運用から脱却し、デジタル化した手順のもとで作業自動化を実現します。具体的には、手順のフロー制御を行うことで、工数や時間の削減を図り、人的エラーも低減させる独自の機能(特許申請中)も搭載しています。これにより、質と効率の両面での向上が期待されます。
導入の流れ
「OX1」の導入は次の3つのステップで進められます:
1.
最適化:現行業務を評価し、課題を特定
2.
標準化:手順書のテンプレート化
3.
運用のソフトウェア化:タスクをソフトウェアで自動化
このプロセスを通じて、企業は効率的かつ効果的なIT運用を実現することができます。
今後の展望
日立システムズエンジニアリングサービスは、「OX1」について、今後も機能を拡充し、企業のビジネス戦略を支える包括的なマネージドサービスを提供していく計画です。これにより、お客さまが直面する課題の解決だけでなく、さらなるビジネスの加速に貢献することを目指しています。
会社概要
日立システムズエンジニアリングサービスは1970年の設立以来、幅広いITソリューションを提供してきました。先進技術の活用とともに、問題解決能力を高めることで真に信頼されるITサービス企業を目指しています。
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