妖怪と鬼の魅力を探る「絵巻に跋扈する妖怪・鬼」開催のお知らせ

大正大学で開催される特別講義「絵巻に跋扈する妖怪・鬼」

大正大学が主催する特別イベント「絵巻に跋扈する妖怪・鬼」が、2025年2月11日（火・祝）に開催されます。このイベントは、同大学文学部日本文学科の特別企画であり、妖怪や鬼の魅力を絵巻を通じて探求する内容となっています。

イベントの概要

当日は、同大学が所蔵する貴重な絵巻『百鬼夜行絵巻』や『妖怪絵巻』の詳細が紹介され、絵巻研究で著名な山本聡美教授（早稲田大学）や小峯和明教授（立教大学）をお招きし、講演を行います。これにより、絵巻に描かれる妖怪や鬼の多様性や魅力が深く理解できるようになります。また、参加者は実際の絵巻やその複製を用いた実践形式での体験を通じて、絵巻の見方を学ぶことができます。

古典文学への親しみ

本イベントは「古典へのいざないプロジェクト」の一環として実施されます。このプロジェクトは、古典文学や古典文学研究の楽しさを知ってもらうことを目的としており、過去にも多くのイベントが行われています。「初心者のための大正大学日文くずし字講座」や「和本で親しむ日本古典文学の世界」などの講座に参加した多くの方々が、古典文学の面白さを実感しています。今回のイベントも、大学生や中高生、地域住民を対象にした開かれた学びの場を提供するものです。

当日のプログラム

当日は、以下のプログラムが予定されています。

- 開会の辞
- 講師紹介および「古典へのいざないプロジェクト」の説明
- 大正大学所蔵の『百鬼夜行絵巻』や『妖怪絵巻』の紹介
- 山本聡美教授による「鬼と人」に関する講演
- 小峯和明教授による「スペンサー本『百鬼夜行絵巻』を読む―絵画が作った物語―」の講演
- 実践コーナー「絵巻を見よう！」
- 閉会の辞

参加方法と日時

イベントは無料で参加いただけますが、定員は約100名となっています。参加を希望される方は、先着順でのお申し込みが必要ですので、事前に申込みを行ってください。

詳細情報

- 日時: 2025年2月11日（火・祝）
- 時間: 13：30～17：00（開場13：00）
- 会場: 大正大学7号館3階731教室
- 問い合わせ先: 日本文学科事務室

- メール: [email protected]
- 申込みURL: お申し込みフォーム

大正大学について

大正大学は、「智慧と慈悲の実践」を教育理念として運営され、多様な学びを提供することを目指しています。大学の文学部日本文学科では、少人数制のゼミ形式の授業が特徴で、日本の言語と文化の探求を行っています。また、附属図書館の貴重な蔵書を活用した授業も実施しており、学生が直接資料を扱いながら学ぶことで、より深い知識を身につけることができます。

このように、古典文化や文学が沢山詰まったイベントに参加することで、地域の方々と共に日本の歴史を感じ、学びの喜びを得ることができる機会となります。ぜひ、この機会をお見逃しなく！