新時代の社会福祉士アカデミーが始動
第37回社会福祉士国家試験の合格者を対象に
株式会社想ひ人は、「第37回社会福祉士国家試験」合格者や現役の社会福祉士に向けた、「新時代の社会福祉士アカデミー」を開設しました。このプログラムは、超高齢社会に求められる介護、認知症、財産管理、終活など多岐にわたるニーズに応える実践力を培うことを目的としています。
アカデミーの設立背景
近年、社会福祉士の数は増えているものの、実際の現場における役割は多様化しています。従来の施設や病院勤務だけでなく、在宅や地域の行政、独立開業など、多面的な活躍の場が広がっています。しかしながら、資格を取得しても、その後のキャリアビジョンが明確でない若手社会福祉士が増えているのが現状です。
複雑化する高齢社会のニーズ
高齢者が直面する問題、例えば介護や認知症、相続、終活などは、ますます複雑になっています。これまでの専門家はそれぞれの領域に分かれているため、幅広い問題に対処するワンストップ窓口が不足しており、多くの家族が困難な状況に応迫されています。
教育陣の紹介
このアカデミーでは、実績ある講師陣が指導に当たります。特に、わずか2%の割合で存在する“独立型社会福祉士”の山崎宏氏と、コミュニケーションの専門家である長倉シュタッフ牧子氏が講師を務めます。山崎氏は、24年間にわたり12,000件以上の相談に対応し、2,000件以上の実務代行を行ってきた経験を活かし、ビジネス視点を持つ新しい社会福祉士の育成を目指しています。長倉氏は、コミュニケーション能力の重要性を強調し、現場で役立つスキルを教育します。
アカデミーの特徴
1. 実践に即した学び
山崎氏から学ぶワンストップ解決のノウハウでは、実際の相談事例に基づいたリアルなケーススタディを学び、どう問題を解決するかを徹底的に身につけられます。
2. 対人スキル向上プログラム
長倉氏が担当するコミュニケーション講座では、クレーム対応や家族面談、他職種との連携といった社会福祉士の現場で必要なスキルを実践的に習得します。ワークショップ形式で、日常のコミュニケーション技術を向上させることが期待されています。
3. ハイブリッド学習形式
忙しい方でも参加しやすいように、オンライン講義(ライブやオンデマンド)と四半期ごとのリアルワークショップを組み合わせて提供。受講中は無制限の個別相談も可能で、現場での悩みをいつでも相談できます。
4. 統合的な福祉教育
介護、認知症、終活、財産管理など高齢社会の主要課題を統括的に学べる講座が用意されており、利用者やその家族の悩みを解決するための力を養成します。
5. キャリアアップの視点
社会福祉士としての働き方は多様化しており、組織勤務から独立、あるいは副業を考える方にも新しいキャリアの幅を広げる視点を学べる内容になっています。
学びの社会的意義
高齢化が進む現代、要介護や認知症で苦しむ家族がどこに相談すればよいかの困惑から脱却できるよう、新たな社会福祉士のモデルを構築。地域包括ケアの実現に向けて、様々な専門家との連携を強化することが期待されています。
受講の申し込み
受講対象は第37回社会福祉士国家試験合格者や、若手から中堅の社会福祉士。詳細な価格や受講方法については、公式ウェブサイトで確認することができます。オンライン説明会も定期的に開催されており、参加者は講師陣に直接質問できる特典もあります。
まとめ
新しい社会福祉士アカデミーは、専門的な知識と実践力を養うための大きな機会です。今後の社会に貢献できる社会福祉士の育成を目指して、さまざまなサポートが提供される本プログラムに、ぜひ注目していただきたいと思います。