大阪発のクラフトジン体験ツアー「Gin Through Japan」
2025年12月から、andground合同会社が提供する新たなクラフトジン体験ツアー「Gin Through Japan – Osaka Craft Gin Experience」が、Airbnb Experiencesにて正式に開始されます。このツアーは、訪日外国人旅行者を主な対象としており、日本文化の深い理解を促す内容となっています。ジンのテイスティングを通じて、日本の多様性と個性を実感することを目指しています。
体験の本質
このツアーは単なる飲み比べではなく、日本のクリエイティビティと豊かな風土を感じるための設計がなされています。スパイスや柑橘、ウッディ、ハーブ、フローラルなど、各地域特有の風味を持つ5種類のジャパニーズクラフトジンを一度にテイスティングすることで、参加者は香りの違いや、それぞれのジンが生まれた背景を深く理解できます。
日本の多様性を体感する中で、「日本はひとつではない」「個性の違いこそが日本の輪郭である」という気づきを得られることが、この体験の最大の魅力なのです。
2つの視点から進行されるガイド
このツアーの特長は、2人のガイドによる異なる視点からの解説です。Nobu(ノブ)さんは日本屈指のジン愛好家であり、彼の500本以上のジンコレクションから得た知識を基にした深い味わいの解説を行います。一方、Koba(コバ)さんは、ShoGin.jpの運営者であり、奈良・宇陀蒸留所の立ち上げにも関与しています。ジンの背景や製造過程についてわかりやすく伝える役割を担っており、飲み手の視点とつくり手の視点を行き来しながら体験を進めていきます。
プロトタイプ検証の結果
本ツアーは、2025年10月から11月にかけて計3回のプロトタイプ検証が行われ、9名の参加者が英国や米国、カナダから訪日して体験しました。その結果、5種の比較体験を中心にした設計は十分に価値があること、説明よりも比較により理解が深まるという構造が成立していることが確認されました。90分間の体験では、高い満足度が得られ、参加者の心に残る内容となることが期待されています。
体験の具体的な流れ
90分の体験は以下のように構成されています。まず、海外のクラフトジンの1種を基に、比較の軸を設けます。続いて、ジャパニーズクラフトジン5種をテイスティングし、香りや土地性の違いについて対話形式で体験します。最後には、バーテンダーによる特別なカクテル一杯が提供されます。参加者には、ShoGin.jpオリジナルコースターが記念品として贈られます。
ツアーの概要
- - 名称: Gin Through Japan – Osaka Craft Gin Experience
- - 主催: andground合同会社(奈良県宇陀市)
- - 提供開始: 2025年12月(Airbnb Experiences)
- - 参加対象: 訪日外国人旅行者(日本人の参加も可)
- - 体験時間: 90分
- - 定員: 最大4名(2組まで)
- - 価格: 8,000~10,000円(想定)
- - 会場: 大阪・天王寺エリアの提携バー
- - フード提供: なし
このクラフトジン体験ツアーは、ジンを通じて「日本の多様性」を体感する機会を提供します。技法の説明ではなく、個性の違いを重視した新しい理解が生まれるこの体験を、ぜひ楽しんでみてください。
お問い合わせ
取材や詳細情報は、andground合同会社までご連絡ください。