セキュリティ強化提携
2024-10-22 14:55:25

PAY ROUTEとKadambaがセキュリティ強化のための提携を開始

PAY ROUTEとKadambaが進める新たなセキュリティ対策



株式会社PAY ROUTEがインドのKadamba Intrac Private Limitedとの提携を通じ、オンラインバンキングDMCに対して革新的な認証技術「RC-Auth」を導入することを発表しました。この新たな取り組みは、送金時のセキュリティを一層強化し、ユーザーの安心を確保するための重要なステップとなります。

背景と目的



オンラインバンキングが急速に普及する中で、特にインドでは送金時にワンタイムパスワード(OTP)が必要とされています。しかし、ハッキングやフィッシング詐欺が増加する中、OTPだけでは十分なセキュリティを提供できないという課題がありました。そこで、PAY ROUTEとKadambaは両社の技術を生かした共同研究を行い、新しい認証技術RC-Authの導入が決定されました。

RC-Authとは、秘密鍵・公開鍵を利用した双方向認証技術であり、従来のIDやパスワードを必要としない特長を持っています。この技術により、フィッシング詐欺のリスクを軽減し、より安全な送金環境を整えることが可能になると期待されています。

業務提携の具体的内容



今回の業務提携により、DMCではRC-Authを導入し、既存のOTPシステムの代替として自行独自の認証システムを構築することを目指します。この新しい認証システムは、送金時のセキュリティ強化を図るための鍵となります。具体的には、DMCのアプリを使用して設定金額以上の送金を行う際に、RC-Authを用いることで認証の強化が図られる計画です。

利用の拡大と今後の展望



PAY ROUTEはRC-Authの導入を通じて、インドの他の銀行や決済機関(NPCI)との協力を進め、さらには国内外への普及活動を強化していく方針です。これにより、RC-Authを用いた認証・決済システムの幅広い利用が期待され、より安全な金融取引の実現に向けた一歩を踏み出すことになります。

代表者のコメント



株式会社PAY ROUTEの田川涼代表取締役は、「ROUTE CODEに対するインドからの関心を受け、セキュリティの向上と個人情報の保護を目指す認証技術の研究を進めてきました。RC-Authによって、これまでにない安定した認証と決済のシステムを構築し、利便性の向上を図ってまいります」と述べています。

Kadambaのアナントクマール・ヘグデ氏も、今回の提携に際して「ROUTE CODEによりセキュリティが強化されることが期待されています。PAY ROUTEと共に、安心して取引できる環境を提供することを目指します」とコメントしています。

まとめ



PAY ROUTEとKadambaの提携は、オンラインバンキングにおけるセキュリティ強化に向けた新たな試みです。RC-Auth技術による安全で効率的な送金が実現すれば、ユーザーは安心して金融サービスを享受できるようになります。今後の展開に注目です。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
株式会社PAY ROUTE
住所
大阪府大阪市北区堂島1-1-25 新山本ビル6F
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 大阪府 大阪市北区 PAY ROUTE Kadamba RC-Auth

Wiki3: 大阪府 大阪市北区 PAY ROUTE Kadamba RC-Auth

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。