株式会社wagamamaがコーポレートブランドを刷新
株式会社wagamama(以下、wagamama)は、2025年11月11日にコーポレートブランドを新しくしました。このリニューアルは、同社の事業と今後の方向性を明確にするための重要なステップです。新しいブランドは、「ノーリミットウェア」を象徴する「OPT」と、企業向けに「DE&I(多様性・公平性・包摂性)推進伴走事業」を強化することに焦点を当てています。
ブランド刷新の背景
wagamamaは、これまで女性の健康課題に特化した事業を展開してきました。「OPT」では、女性が制限されないライフスタイルを提案し、様々な場面において最高のパフォーマンスを引き出すための商品が特徴です。例えば、動きやすさを重視した「モーションフリーセットアップ」や、生理の際でも快適に過ごせる「吸収型ボクサーパンツ」という商品は、多くの女性たちによって支持されています。
一方、「DE&I推進伴走事業」は、企業に向けて女性の健康問題やLGBTQ+に関連する研修や伴走サポートを提供し、より包摂的な職場環境の構築を目指す取り組みです。このプログラムは、当社のノーリミットウェアの顧客である女性アスリートや性的マイノリティのコミュニティから得た知見を基に、実質的な研修やサポートを行い、全ての人が最大のパフォーマンスを引き出せる環境作りに寄与します。
新社名「wagamama」に込めた思い
新しい社名は「wagamama」と定められ、これは「我がまま」を意味しています。この選択には、共同代表である下山田 志帆氏と内山 穂南氏の経験が大きく影響しています。彼女たちはヨーロッパのサッカークラブで活動していた際、チームメイトが自分自身の理解と自己表現を重視している姿に衝撃を受け、その経験が自らの考え方に大きな変化をもたらしました。
下山田氏は、自身の経験を通じて「我がままにパフォーマンスを発揮できる社会が必要だ」と思うようになり、その結果、現在の会社を設立しました。この理念は、全ての女性が自分の生き方を誇りに思い、自信を持って行動することを促すものです。
ビジョンとバリュー
wagamamaのビジョンは「多様な生き方の女性たちが我がままにパフォーマンスを発揮できる社会をつくる」としており、このビジョンは具体的に多様性の尊重を掲げています。また、バリューとして「ひとりの『わがまま』は、みんなの『我がまま』に」を重要視し、全ての意見に耳を傾けることで、個人のパフォーマンスを向上させ、組織や社会全体を変えていくことを目指しています。
コーポレートカラーの選定理由
wagamamaのコーポレートカラーは、知的な力を象徴する「黄緑」と、深い対話を表す「紫」がメインです。これにより、多様な女性たちがパフォーマンスを最大限に発揮できるような社会を目指しています。また、この選定は、ウィメンズヘルスケア領域における新たな市場の開拓にも寄与しています。
今後もwagamamaは、多様な生き方をサポートし、全ての人が我がままに自分自身を表現できる社会を目指して邁進していきます。
代表者プロフィール
下山田 志帆
1994年生まれ、茨城県出身。慶應義塾大学を卒業後、ドイツブンデスリーガで活動。日本の女子サッカー界でも活躍し、同性パートナーを公表したことで注目を浴び、2021年には「Forbes UNDER 30 JAPAN」に選出された著者でもあります。
内山 穂南
1994年生まれ、埼玉県出身。大学時代にインカレでの成功を経験し、イタリアでプロ選手として活躍した後、日本に戻り下山田氏と共に株式会社wagamamaを立ち上げました。幅広い活動を通じ、女性の権利をサポートする取り組みを行っています。