高崎市で平和の重要性を見つめ直すイベントが開催される

高崎市で開催される平和を考えるイベント

2023年8月8日、高崎市の生活協同組合パルシステム群馬が主催する「平和について考えるイベント」が行われます。このイベントは、終戦から80年という節目を迎え、神風特攻隊に関する紙芝居の上演を通じて平和の重要性を再認識することを目的としています。

神風特攻隊の物語

イベントでは、高崎出身の神風特攻隊員である小川清さんの実話を基にした紙芝居「奇跡の時計」が上演されます。小川さんは沖縄戦で米軍の空母に特攻をかけ、彼の遺品の中にあった「奇跡の時計」は、56年後に彼の遺族のもとへと返還されました。このエピソードを通じて、戦争の悲劇と愛の深さが語られます。紙芝居は、「高崎市遺族の会」がサポートし、当時の貴重な写真も展示される予定です。

沖縄とのつながり

当日は、沖縄からオンラインで話をしてくれるのは、生活協同組合コープおきなわの元副理事長である横田眞利子さんです。彼女は激しい地上戦の実態や、今も残る米軍基地問題について伝える予定です。このように、沖縄との直接的なつながりを持ちながら、参加者全員が平和について深く考える機会が提供されます。

イベントの詳細

このイベントは「群馬から平和を考える～ピースアクション～」という活動の一環です。参加者は会場での観覧とオンライン配信の両方から、自由にイベントに参加することができます。開催日は8月8日（金）で、時間は10時から11時30分までとなっています。会場はパルシステム群馬高崎センター会議室A・Bです。会場での参加は20人、オンラインは100人まで受け付けています。参加費は無料です。