株式会社MetaLabは、企業向けメタバース空間構築サービス「Brave Engine」に、スペース内アイテムのカスタマイズ機能を追加したことを発表しました。
この新機能により、ユーザーはアイテムに設定されているカラーパレットから自由に色を選択できるようになり、より個性的な空間作りが可能になります。これまでアイテムごとに設定された数種類のカラーからしか選択できませんでしたが、今回のアップデートにより、ユーザーは自分の好みに合わせて空間をデザインできるようになりました。
この新機能は、すでに東京建物株式会社と共同で運営しているメタバースサービス「Tokyo Meta Living」で運用を開始しています。「Tokyo Meta Living」は、ユーザーが間取りや家具を選び、自分好みの部屋をシミュレーションできるサービスです。新機能の導入により、「Tokyo Meta Living」のユーザーは、より個性的な空間を創出できるようになり、さらに没入感のある空間体験を楽しめるようになることが期待されます。
MetaLabは今後も「Brave Engine」の機能強化を進め、企業がより簡単にメタバース空間を活用できる環境を提供していく予定です。
「Brave Engine」とは
「Brave Engine」は、企業が先端技術を活用したサービス開発を支援するサービス開発エンジンです。
主な特徴
AIや3Dコンテンツ技術を活用したサービスを短期間で構築可能
生成AI技術や3Dコンテンツ技術を使ったコミュニケーション機能、管理機能、テンプレートアセットを標準搭載しているため、長期の開発期間を要さずにサービスを構築できます。
新しいユーザー体験の創出
AIの対話機能やインタラクティブなバーチャル空間・オブジェクトを活用することで、今までにない新しいユーザー体験を創出できます。
アクセシビリティの拡大
24時間対応可能なAIアバターや、どこからでもブラウザでアクセス可能なバーチャル空間により、時間・場所・言語を問わず幅広いユーザーにサービスを提供できます。
「Tokyo Meta Living」とは
「Tokyo Meta Living」は、東京建物株式会社とMetaLabが共同で企画・運営しているメタバースサービスです。ユーザーは、間取りや家具を選んで自分好みの部屋をシミュレーションしたり、他のユーザーとアイデアを共有したりすることができます。
MetaLabについて
株式会社MetaLabは、2022年4月に設立された、株式会社Brave groupの100%子会社です。企業向けメタバース空間構築サービス「Brave Engine」の開発・提供や、メタバース空間を活用したソリューション事業を展開しています。
MetaLabが提供する「Brave Engine」にカラーカスタマイズ機能が追加されたことは、メタバース空間の表現力向上に大きく貢献すると言えるでしょう。これまでメタバース空間は、限られたテクスチャやカラーしか選択できず、ユーザーの個性を表現する上で制約がありました。しかし、今回のアップデートにより、ユーザーは自分の好みに合わせて空間を自由にデザインできるようになったため、より個性的な空間を創出することが可能になります。
この機能追加は、メタバース空間の活用シーンを広げる可能性を秘めています。例えば、企業が自社のブランドイメージを反映した空間を構築したり、イベントやキャンペーンで特別な空間を演出したりすることが考えられます。また、ユーザー同士が協力して共同で空間をデザインしたり、個性を表現したりするような新しいコミュニティも生まれるかもしれません。
「Brave Engine」は、今後も機能強化を続けていく予定であり、メタバース空間のさらなる進化が期待されます。今後の展開に注目していきたいです。