長引く夏に対応！女性が求める夏服の条件とは

夏服の着用事情とお手入れの悩み

株式会社オンワード樫山は、全国で551人の女性を対象に「夏服の着用時期やお手入れ事情に関する意識調査」を実施しました。この調査では、長い夏における洋服の選び方やお手入れの負担について明らかにしました。

夏服の着用期間は10月以降も続く

調査結果によれば、54.8％もの女性が「10月まで夏服を着用」と回答しており、11月も着用する人が8.2％いることがわかりました。これは、気候変動の影響で季節の移り変わりが以前よりも緩やかになっていることを示しています。

よく着用されるアイテム

次に、「夏によく着用したアイテム」に関しての結果では、「カットソー」が56.3％、「ワンピース」が32.5％となり、特に涼しさと着回しやすさが重視されています。これらのアイテムは、楽に着こなせるため、忙しい女性に支持されています。

お手入れ方法は家庭洗濯が主流

お手入れ方法について尋ねると、「洗濯機（ネット使用）」という回答が63.2％でした。「そのまま洗う」との回答も44.6％に上り、多くの女性が家庭で手軽に洗える服を好んでいることが明らかになりました。

面倒なシワ対策

しかし、洋服のお手入れには悩みも多く、「干すときにシワを伸ばす」ことが約40.7％の人にとって負担に感じられており、「アイロンがけ」も36.1％の調査参与者が面倒と感じています。これらは、普段の生活で“見た目”を整えるための重要な作業として、多くの人にとって関心事となっていることがわかります。

夏服選びのキーポイント

夏服を選ぶ際に重視されるのは、「洗える」ことが67.9％、次いで「通気性が良い」が51.4％、さらに「着心地が良い」48.1％と続きます。また、「シワになりにくい」も47.7％の支持を得ており、利便性や快適さを重視する傾向が強いことが伺えます。デザインよりも実用性を求める傾向が色濃く出ており、暑い季節に快適に過ごせる服が求められています。