ELIOS 3が認定
2025-04-24 12:00:09

屋内点検ドローンELIOS 3の技術が経済産業省に認められました

屋内点検ドローンELIOS 3が経済産業省に新たに認定



ブルーイノベーション株式会社が提供する屋内点検用球体ドローン「ELIOS 3」が、経済産業省が進める『スマート保安技術カタログ』に掲載されたことが発表されました。このカタログは、電気設備の新たな保安技術をまとめたものであり、点検作業の安全性や効率を向上させる技術として期待されています。

スマート保安技術カタログとは?



スマート保安技術カタログは、電気設備の点検や保安技術に特化した資料であり、主に電気設備の設置者が新たに保安技術を導入する際の参考になることを目的としています。このカタログは、経済産業省が所管する独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)が発行しており、専門家による評価が行われた技術のみが掲載されています。

ELIOS 3の特徴



ELIOS 3は、Flyability社によって開発された屋内用ドローンで、最新の技術を駆使して高所点検を安全に行うための設計がされています。その最大の特長は、だからこそ高所での作業に適しており、従来の足場を使わずに点検が可能です。これにより、作業員の安全が確保されるだけでなく、作業コストの削減にもつながります。また、業界初の3Dマッピング用LiDARセンサーを搭載しており、リアルタイムでのデータ取得と、効率的な位置特定が可能です。

さらに,ELIOS 3には最先端のSLAM技術が使われており、操作の安定性や操縦の容易さも向上しています。これにより、操作する技術者の負担も軽減され、点検作業のスピードを上げることができるのです。これらの特長をもとに、ブルーイノベーションは2018年から日本での独占販売を開始し、現在では300を超える現場で活用されています。

どのような現場で活躍するのか?



この技術は特にプラントや発電所、さらには下水道管理において活用されています。高所での点検は、従来の方法では高額な足場やクレーンが必要ですが、ELIOS 3を使えばこれらの装備を必要としません。これにより、点検準備にかかる時間とコストが大幅に削減され、迅速かつ効率的な作業を実現しています。経済産業省が推進するスマート保安技術カタログに掲載されたことは、この技術が業界で一定の評価を得ていることの証です。

今後の展望



ブルーイノベーションは、ELIOS 3をはじめとしたドローン技術を通じて、全てのインフラの点検方法を改革することを目指しています。どういった新たな技術が開発され、実用化されていくのか、今後の動向から目が離せません。これからもスマート保安技術としての役割を果たし、多くの現場で安全と効率性を両立する点検方法が進化していくことが期待されています。

まとめ



屋内点検ドローンELIOS 3の経済産業省での認定は、今後の点検業務における重要な一歩となるでしょう。安全性向上とコスト削減を両立させるこの技術は、より多くの現場での導入が進むことが期待されます。


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会社情報

会社名
ブルーイノベーション株式会社
住所
東京都文京区本郷5-33-10いちご本郷ビル4F
電話番号
03-6801-8781

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