秋の魅力満載!「第七回 京都夜市」が特別開催
秋の京都が持つ神秘的な美しさを存分に味わえるイベント「第七回 京都夜市」が、東本願寺前の「お東さん広場」にて2025年11月22日(土)・23日(日)に特別開催されます。このイベントは、東本願寺の飛地境内にある「渉成園(枳殻邸)」で行われる秋のライトアップイベント「渉成園 秋灯り」と連動しており、紅葉が最も美しい時期に設けられました。
京都夜市の魅力
「京都夜市」は、今や京都のナイトカルチャーを代表するイベントとなり、すでに多くの注目を集めています。10月には京都市役所前広場で特別開催され、12,000人もの来場者を記録。その後の「お東さん広場」での開催でも14,000人を達成し、累計来場者数は7万人を超えています。このように、年々成長を続ける京都夜市の魅力は、一体何なのでしょうか。
メイン企画:光の回遊体験
今回の夜市のテーマは「動から静へ」。このイベントでは、東本願寺と渉成園を結ぶ光の回廊が構成され、来場者は幻想的な灯りに包まれた場所を各所で楽しむことができます。噴水広場に浮かぶ灯りや木々のライトアップは、まるで夢の世界にいるかのような感覚をもたらし、訪れた人々の心を癒すことでしょう。
さらに、同志社大学の「人力俥友之会」による人力車送迎演出も予定されています。心地よい秋の風を感じながらの人力車体験は、まさに京都ならではの魅力です。
渉成園の夜間特別拝観
また、渉成園では「秋灯り」として、夜間特別拝観を行います。期間は11月15日(土)から11月30日(日)までで、時間は17:30から21:30(最終受付21:00)となっています。今年は臨池亭前の池泉に「光雲海」が登場し、幻想的な紅葉の世界が広がります。入場券は大人1,000円、高校・中学生500円、小学生以下は無料です。
多彩な出店と体験
当日、約60店舗の地元飲食やクラフトが出展するナイトマーケットも魅力の一つ。ここでは秋の京都の味を大いに楽しむことができ、あわせて地域の子どもたちが店長を務める「こども縁日」も行われる予定です。清水焼きの陶芸絵付け体験や大道芸人のパフォーマンス、さらには京都外国語大学生による殺陣ショーも行われ、来場者に色々な体験を提供します。
さらに、特別ステージ「奏踊華力」では、篠笛とフラが織りなす、美しい音楽のパフォーマンスが行われ、日本の和とハワイの南国のリズムが融合した心温まるステージをお楽しみいただけます。
京都府・京都市の特設ブース
また、京都府および京都市による特設ブースも設置され、紅葉シーズンの京都をより深く楽しむための観光案内や文化体験、イベント情報などが発信される予定です。来場者は“次に訪れたい京都”の情報を得ることができ、より充実した滞在をサポートします。
今後の展開と公的支援
このイベントは、観光客が集中する日中から夜間へと人の流れを分散させ、地域経済の活性化を目指す「京都 朝・夜観光」推進事業の一環として、オーバーツーリズム対策にも貢献しています。今後の開催予定は、12月13日(土)や1月24日(土)、さらには春に向けての計画も予定されています。
開催概要
- - イベント名:第七回 京都夜市(Kyoto Night Market)
- - 開催日程:2025年11月22日(土)・23日(日)
- - 時間:18:00〜22:00
- - 会場:お東さん広場(東本願寺前/京都市下京区常葉町)
- - 入場:無料
- - 主催:合同会社 京都夜市プロジェクト
【代表コメント】
>「京都の夜は単なる観光ではなく、心の時間を取り戻す場にしたい。
夜市を通じて、訪れる人々が光の中で静けさに出会える。
そんな“ほんまの京都”を感じてもらえたら嬉しいです。」
宮本 洋志(合同会社京都夜市プロジェクト代表)
過去の来場者数やさまざまなイベント内容からも、この秋の夜市がどれほど特別な体験であるかご理解いただけたと思います。どうぞお見逃しなく!