ニューヨークADC金賞を受賞した「TOJIRO KNIFE GALLERY TOKYO」
日本のものづくりの素晴らしさを体感できる「TOJIRO KNIFE GALLERY TOKYO」が、第103回ニューヨークADC賞のインテリアデザイン部門で金賞を受賞しました。この素晴らしい栄誉は、新潟を拠点に全国のクリエイティブ支援を行うKATATA YOSHIHITO DESIGNの堅田佳一氏によるデザインです。自分のアイディアや技術が国際的に評価される経験は、どのクリエイターにとっても貴重なものであると言えるでしょう。
ニューヨークADC賞の概要
ニューヨークADC賞は、1921年に設立された世界で最も古い広告デザインの国際賞であり、毎年多くの作品がエントリーされています。今年は62カ国から11,309点が参加し、その中から92本の金賞が選ばれました。特にこの賞は、ものづくりやデザインのクオリティを評価する上で、クリエイターにとって非常に重要なイベントです。
TOJIRO KNIFE GALLERY TOKYOのデザイン
このギャラリーのデザインは、日本の伝統工芸と現代的な素材を融合させた独自のスタイルで創り出されています。来館者は、ブランドの哲学に触れながら、その背後にある技術や製造プロセスを深く理解することができるメンテナンスルームも設置されています。このような体験を通じて、訪れた人々にものづくりの楽しさと奥深さを伝えることができるスペースに仕上げられています。
受賞者とプロジェクトの詳細
受賞作品「TOJIRO KNIFE GALLERY TOKYO」は、デザイン・設計を堅田佳一が担当し、クライアントは藤次郎株式会社、施工は株式会社住之江工芸が行いました。また、写真は井上昌明が手掛けています。これらの協力によって、このインテリアデザインが実現しました。
この金賞受賞は、KATATA YOSHIHITO DESIGNにとって大きなマイルストーンであり、多くのクリエイティブな事業者に希望を与える出来事となっています。堅田氏は、これまでに「NY ADC」や「Red Dot Design Award」など、数多くのデザイン賞を受賞しており、そのクオリティと実力が高く評価されています。
KATATA YOSHIHITO DESIGNの活動
KATATA YOSHIHITO DESIGNは、2014年に設立され、新潟市を拠点に全国でクリエイティブコンサルティングやブランディング支援を行っています。特に、決算書を読み解けるデザイナーとして企業全体を視野に入れた支援を行っており、デザインが持つ力をビジネスに生かすことを目指しています。2020年からは中川政七商店のコンサルタントとしても活躍しており、全国の工芸支援に貢献しています。
このように、KATATA YOSHIHITO DESIGNが生み出すクリエイティブな取り組みが、今後のものづくり業界にどのようなインパクトを与えていくのか、ますます期待が高まります。
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KATATA YOSHIHITO DESIGN
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