札幌を舞台にしたSDGsとIT企業の取り組みを紹介する活動

札幌商工会議所付属専門学校の取材報告会

先日、札幌商工会議所付属専門学校で行われた取材記事完成報告会に参加しました。この会では、同校情報・マネジメント学科の学生たちが企業への取材を行い、その成果が「札幌SDGs企業ポータルサイト」に掲載されたことが報告されました。

企業と学生の連携

参加した企業は、ITソリューションサービスを手掛ける株式会社GSIです。この企業は札幌市北区に本社を構えており、SDGs（持続可能な開発目標）に積極的に取り組んでいます。今回のプロジェクトでは、学生たちが企業のノウハウや取り組みを学びながら、取材を通じて自身の学びを深めました。特に、GSIは「札幌SDGs先進企業」として第1期の認証を受けており、その取り組みは地域において模範となることを目指しています。

札幌SDGs先進企業認証制度の意義

「札幌SDGs先進企業認証制度」とは、札幌市が推進している、持続可能な社会の実現に向けた企業評価制度です。この制度は、SDGsに基づく取り組みを行う企業を認証し、その成長と社会課題の解決を同時に目指すものです。GSIは、この制度に準じた先進的な取り組みによって、企業の成長に貢献しています。

学生たちの成果

取材を受けた学生たちは、GSIの「人」と「技術」が結びつく様子を取材し、その内容を記事としてまとめました。この経験を通じて、IT企業の実際の活動やSDGsに対する理解が深まったと言います。

また、記事は「札幌SDGs企業ポータルサイト」に掲載され、その中でGSIの具体的な取り組みと学生の視点からの評価が紹介されています。このような活動は、学生にとって貴重な学びの機会となり、実社会への関心を高めることに寄与しています。

GSIの企業概要と今後の展望

株式会社GSIは2004年に設立された企業で、情報通信や製造、小売、サービス業などさまざまな分野でシステム開発を行っています。2025年4月1日現在、542名の従業員が在籍しており、地域のIT市場でも重要な役割を果たしています。
この企業は、IoTやAI、RPA、クラウド技術を取り入れ、デジタル変革（DX）を推進しています。今後もSDGsの達成に向けた社内活動やフードドライブ、エコキャップ活動などを通じて、企業活動と社会貢献の双方を目指していく方針です。