JAL、家庭の廃食油を使った新たな環境教育教材を開発
日本航空(JAL)グループは、2050年までのCO₂排出量実質ゼロを目指すという壮大な目標を掲げ、その一環として家庭から廃食油をリサイクルして航空燃料として使用する新しい教育教材を発表しました。2026年の始まりに、全国約400の小学校でこの教材を、約2万人の小学4年生に提供する予定です。
この教育プログラムは、株式会社ARROWSが提供する「SENSEI よのなか学」を活用し、家庭の廃食油をSAF(持続可能な航空燃料)にリサイクルする過程を通じて、子どもたちに資源循環の大切さや脱炭素社会への意識を植え付けることを目的としています。わかりやすく楽しい教材を通じて、日常生活の中でSDGsに貢献できる方法を学ぶことが期待されています。
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教材の特徴と内容
本教材は、小学4年生の社会科の授業「ごみのしょりと利用」と連携しており、授業に使用するスライド、動画、ワークシート、進行台本などを教師に提供します。授業は約45分で、廃食油のリサイクルがどのようにSAFに生まれ変わるかを学ぶ内容となっています。この過程を通じて、単なる知識だけでなく、実社会の問題を身近に感じることが重要です。
具体的には、「1リットルの廃食油ボトル約7,500本分が東京―大阪間を飛行する航空機1便分の燃料になる」という具体的な例を挙げ、子どもたちに身近な環境問題を意識させます。また、クイズやグループワークを取り入れ、楽しく学びながらも考える力を育む工夫がされており、学習効果を高める設計になっています。
JALの「すてる油で空を飛ぼう」プロジェクトとの連携
この教育プログラムは、JALが推進する「すてる油で空を飛ぼう」プロジェクトとも連動しています。このプロジェクトでは、家庭から出る廃食油を回収し、その油をSAFに再利用することで、航空機の脱炭素化を目指しています。家庭でのリサイクルを通じて、子どもたちにサステナブルな生活の重要性を伝える教えになっています。
ARROWSと協力した教育プログラムの意義
この取り組みを行っているARROWS社は、日本の教育に新しい視点を加えるため、多くの学校と連携しています。ARROWS社の「SENSEI よのなか学」は、教科書に載っていない多様な社会問題を題材にして、子どもたちが様々な視点から学べる機会を提供しています。11万人以上の教師がこのプログラムを支えており、より効果的な教育が行われることでしょう。
未来を担う子どもたちへのメッセージ
この教材の導入によって、次世代を担う子どもたちが環境への責任を感じ、持続可能な社会に貢献するための意識を育むことが期待されています。JALグループは、全力を尽くしてこの取り組みを進め、未来の地球を守る一歩を踏み出す手助けをしていくことでしょう。教育を通じて、世代を超えた持続可能な社会の実現を目指す、その志はきっと次の世代にも受け継がれていくことでしょう。