大阪国際大学、京阪百貨店と連携した七夕イベントを開催
大阪府守口市に位置する大阪国際大学の地域協働センターは、地域の活性化に向けた様々な取り組みを行っています。その一環として「すだちくんフレンズ」というプロジェクトが実施され、京阪百貨店および徳島県経済産業部関西本部と協同で、7月6日に特別な七夕イベントを開催しました。
このイベントには、徳島県の経済産業部関西本部の本部長である北川様が参加され、学生たちに激励の言葉を送ってくださいました。こうした地域との連携は、学生にとって貴重な経験となり、地域社会の一員として貢献できる意義深い場となりました。
阿波和紙を使った創作体験
イベントの内容は、1300年の歴史を持つ阿波和紙を利用して行われました。参加者は自然由来の美しい質感と色彩豊かな阿波和紙を用いて、さまざまな夢や願いごとを短冊に書き込む体験を楽しみました。また、缶バッジも作成できるブースが設けられ、学生たちは思い思いの作品を作り上げることができました。
この阿波和紙は、徳島県吉野川市で作られたもので、その伝統的な製法と美しい風合いが多くの参加者の心を掴みました。和紙のちぎり貼りを通じて、創造力を刺激する絶好の機会となったようです。
奉納活動と心願成就の祈祷
さらに、参加者は作成した短冊を集め、7月11日には京都府八幡市の石清水八幡宮に奉納するプロジェクトも行いました。この奉納には、合計で1,918枚の短冊が寄せられ、心願成就を祈願する特別な祈祷を受けることができました。願いを空に託すというこの儀式は、参加者にとって非常に感動的な体験となったことでしょう。
地域とのつながりを深める取り組み
「すだちくんフレンズ」プロジェクトは、地域との協働や共創をテーマに、2024年度にも活動が続くことが決まっています。この活動は、地域振興に貢献するための様々な形で展開されており、徳島県関西本部との協力を経て実現しています。
学生たちは、単なる学びの場にとどまらず、地域の歴史や文化を理解し、それを未来につなげる力を養っています。こうした活動を通じて、地元の人々と絆を深めながら、未来のまちづくりに寄与していくことが期待されています。
今回の七夕イベントは、地域に根差した取り組みの良い例であり、参加者が自分たちの願いを形にすることで、新たな意義を見出す素晴らしい機会となりました。