中古車オークション『セルカ』が基幹システムを刷新
中古車流通のデジタルトランスフォーメーションを推進するクイック・ネットワーク株式会社が運営するCtoBオークションサイト「勝ち抜き査定『セルカ』」が、事業の急成長に合わせて基幹システムの全面刷新を完了しました。この刷新により、多数の出品車両を効率的に処理できる基盤が整い、ユーザーにとってより良い売却体験が実現されることが期待されます。
システム刷新の背景
「セルカ」は2025年度には流通取引総額239億円を見込む中で、取引台数の急増に伴う処理能力の限界やシステム内部の複雑さがストレートの課題として浮上していました。これを解決するため、新しいシステムを導入し、「攻めの基盤」を築くことを目指したのです。
主要トピック:システムリプレイス
1. スケーラビリティの強化
新システムでは、大量の出品車両を同時に処理することが可能になりました。この構造の変更により、取引規模の急成長にも対応できる柔軟な成長基盤が実現しています。
2. ユーザー起点のデータ基盤
従来は車両を中心に情報が構成されていましたが、今回はユーザーを一意に識別する仕組みを設けました。これにより、取引データを統合的に管理することが可能となり、個別のユーザー体験を向上させる基盤が整いました。顧客識別の精度が向上することで、一貫したコミュニケーションが実現されます。
3. UI/UXの刷新
オークションを行う際のユーザー体験を左右する要素として、マイページやオークション画面のユーザーインターフェースも刷新されました。主要情報を整理し直感的に操作できるデザインへと変わり、複数台を同時に出品する場合の利便性が向上しています。
4. バイヤー向けの入札体験改善
バイヤー様向けの体験も飛躍的に向上しました。複数台の車両を並行して落札できるシステムを導入し、入札の効率を最大化することに努めています。特に、終了間際に入札操作を簡素化する「1クリック入札」の導入は大きなポイントです。これにより、バイヤー様は迅速に入札できるようになりました。
今後の展望
今回のシステムリプレイスは、単なる改善に留まらず中古車流通全体を見据えたビジョンの達成に向けた第一歩です。クイック・ネットワーク株式会社の取締役CTO、山下恭一氏は「未来を作るための開発へとシフトしていく」と語ります。
さて、「勝ち抜き査定『セルカ』」は、中古車オークションの業界で最も強力な競り合いシステムを構築し続けています。全国8,000社以上の中古車販売事業者が参加し、ユーザーが納得できる価格で車を売却するため、技術力を駆使しています。
最後に、セルカの今後にも期待が高まります。これからの進化に注目です。