なりすまし対策のBIMI
2025-06-19 15:47:14

サイバネット、なりすましメール対策の新たな認証規格BIMIを導入し信頼性を強化

サイバネットシステム、新認証規格BIMIを導入



サイバネットシステム株式会社が、企業向けのメールセキュリティを強化するために新たな認証規格「BIMI」(Brand Indicators for Message Identification)を導入したことが発表されました。これは、なりすましメールやフィッシング詐欺に対する対策として、特に重要なステップとして位置づけられています。

BIMIとは何か



BIMIは、DMARCを適切に運用するドメインから送信されるメールに、企業のブランドロゴを表示できる仕組みです。これにより、受信者はロゴを通じて正規の送信者からのメールであることをすぐに判断できるようになります。この認証規格は、なりすましメールやフィッシング詐欺を防ぐだけでなく、企業のブランドイメージを高める効果もあります。

増え続けるフィッシング詐欺



最近、フィッシング詐欺の成功例やなりすましメールのケースが増加していることは、特に企業にとって深刻な問題となっています。フィッシング対策協議会の調査によると、2024年には170万件を超えるフィッシング詐欺メールが報告され、過去最多を記録しています。これに対抗するため、サイバネットは従来のSPF、DKIMといった送信ドメイン認証技術に加え、BIMIを新たに導入し、セキュリティの強化を図っていきます。

BIMI導入の背景



サイバネットは、顧客や取引先が安心して同社からのメールを受け取れるようにするために、SPF、DKIM、DMARCなどの技術を用いて送信ドメインの認証を徹底しています。それに続く新たなステップとしてBIMIの導入を決定。BIMI対応のメールサービスを通じて、送信者名の横にサイバネットのブランドロゴが表示されることで、視覚的に正確な送信元を確認できるようになります。

Valimailを活用した導入



BIMIを導入するにはDMARCの整備やVMC(Verified Mark Certificate)の取得が必要です。サイバネットは、これに対応するために「Valimail」という自動化ソリューションを活用。Valimailは、DMARCの設定を簡単に行えるツールで、高度な知識を持たない必要もありません。これにより、専門的な技術者でなくても、スムーズにBIMIを導入できるようになります。

DMARC・BIMI導入支援の役割



サイバネットは、長年の経験を基にDMARCやBIMIについての導入支援を開始しました。無料で「Valimail」の機能を体験できるモニターライセンスを提供するほか、無償診断サービスを通じて、メールドメインの認証状況やなりすましリスクを可視化するサービスも展開しています。

将来への展望



サイバネットは、最先端のセキュリティソリューションを提供しつづけ、顧客にとっての信頼性を向上させる努力をしています。特に、BIMIを通じたブランド保護の向上や、なりすましメールの防止、さらに企業のセキュリティ体制の強化を目指して、今後も努力を続ける姿勢を示しています。

安全で信頼性の高いメールコミュニケーションの確立に向けて、サイバネットは着実に歩みを進めています。詳しい情報については、サイバネットの公式ウェブサイトを参照してください。


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会社情報

会社名
サイバネットシステム株式会社
住所
東京都千代田区神田練塀町3富士ソフトビル
電話番号

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