新潟・佐渡エリアの文化観光を体感できる新しい旅の提案

新潟・佐渡エリアを体感しよう

新潟県の新しい観光プロジェクト「NIIGATA Culture Tourism」が始動しました。この取り組みは、新潟および佐渡エリアの豊かな文化や美味しい食材、伝統芸能などを体感することを目的としています。キャッチコピーは「豊かさを体感する旅へ。」このコピーの背後には、地域に根ざした文化資源の豊かさを感じ取る旅、そして旅を通じて心を豊かにするという二つのメッセージが込められています。

自然と文化の両立

新潟県は、広大な日本海に面し、壮大な山々、大河の恵みを受けた恵まれた自然環境が広がっています。これによって生まれた多様性に富んだ文化が新潟の魅力の一部となっています。旅をすることで、地域の人々と触れ合い、彼らの誇りに思う文化や歴史を直接体験することができます。

今回は、特に「新潟・佐渡エリア」に焦点を当て、地域の文化の魅力をより深く知るための取り組みを進めています。

コンセプトムービーで魅力を発信

プロモーションの一環として制作されたコンセプトムービーでは、7日間のロケを通じて新潟と佐渡エリアの文化的な魅力をしっかりと伝えています。旅人が日本海を渡りながら、それぞれのエリアの魅力を発見していく様子が描かれ、観る者に新潟と佐渡の魅力を伝えます。

さらに、ムービーの中では和太鼓演奏家の渡邊健吾氏によるオリジナル楽曲が使用されており、心の豊かさを感じられるように力強く表現されています。また、文化支持者へのインタビュー動画も用意されており、地域の文化を支える人々の声を通じて、観光客の理解を深めることを目指しています。

知識の宝庫ガイドブック

さらに、新たに発行されたガイドブックは、100ページに及び、新潟・佐渡の文化資源を特集しています。マガジン風にまとめられており、読みやすさを重視。地元の編集者が取材した内容を元に、旅行者がその土地の文化や食に親しむ手助けをします。このガイドブックは首都圏を中心とした旅行代理店やホテルなどに配布され、さらに特設サイトではデジタル版も閲覧可能です。

食文化体感キャンペーン

「食文化体感プロモーション」も実施されており、2023年1月11日から17日まで、伊勢丹新宿店で佐渡の寒ブリが販売される予定です。1月14日には、新潟県のマスコットキャラクター「とっぴー」も登場し、観光のPRが行われます。さらに、1月6日から31日まで、新宿のカフェで地元特産物を使用した料理を提供するという取り組みもあり、旬の味覚を存分に楽しめる機会が増えています。