プロジェクトの背景
滋賀県では、心のケアを必要とする子どもたちへの支援が不足しており、プレイセラピーやアートセラピーを行える施設が少ないのが現状です。言葉での表現が難しい子どもたちにとって、遊びを介した支援は非常に重要です。プレイセラピーは、子どもたちが自由な空間で自分の内面を探求できる安全な場所を提供します。
プレイセラピーの意義
プレイセラピーは、小学生以下の子どもを対象にした心理療法で、遊びを通じて自己表現を促し、心の問題解決をサポートします。これにより、子どもたちの自己治癒力を引き出し、社会的な関係性を育む効果があることが多くの研究で確認されています。我が県では、週一度のスクールカウンセラーの配置が行われていますが、数か月にわたる支援が必要な場合には十分とは言えません。
隣県との比較
隣の京都市には「子どもパトナ」という無料で利用できる教育相談センターがあり、様々な支援を行っていますが、滋賀県にはそのような施設が不足しています。この状況を打破するため、私たちは自らプレイセラピールームを設立しようと考えています。
クラウドファンディングの実施
株式会社イヴケアは、心理的な問題を持つ子どもたちに寄り添うため、このたびクラウドファンディングを開始しました。地元の皆さんと共にこの施設を作り上げることを目指しています。資金は、施設の設計や物品の購入、内装工事に必要な費用に使われます。
プレイセラピールームのビジョン
セラピールームでは、遊具や描画道具がそろい、子どもたちが自由に自分の世界を探求できるスペースを提供します。また、親子で受けれる心理セラピーも実施したいと考えています。
さらに、不登校の子どもやその保護者が集まることができるグループ療法の場や、マインドフルネスを学ぶワークショップも開催する予定です。滋賀大学との連携により、教員を目指す学生との交流の場も生まれ、この地域の問題に取り組む力を育んでいくことを目指しています。
施設オープンまでのスケジュール
私たちは以下のスケジュールで施設をオープンさせる予定です。
- - 9~10月:施設デザインの検討
- - 10月末:工事着工
- - 11~12月:スタッフ募集
- - 1月初旬:工事完成
- - 1月中旬~末:内覧会、開設式
- - 2月:セラピールームの一般公開
リターン内容について
支援してくださった皆様には、様々なリターンをご用意しています。例えば、内覧会への参加権や、月に一度のランチョンセミナー招待などがございます。また、毛髪ストレス分析やオーダーメイド調香など高額のリターンも用意しています。
まとめ
私たちが目指すのは、滋賀県の子どもたちに安心して過ごせる場を提供することです。皆さんのサポートを受けながら、プレイセラピールームの実現を目指します。ぜひ、私たちのプロジェクトにご協力ください。
詳しい情報やクラウドファンディングページはこちら:
プレイセラピールームプロジェクト