AIと秘密計算技術による新たな不正決済検知の視点
2026年3月7日、情報処理学会主催の講演イベント『IPSJ-ONE』が開催され、GMOインターネットグループの上席研究員、酒見由美氏が特別講演を行う。このイベントは、情報科学の最前線を行く若手研究者の成果発表の場として位置づけられており、様々な専門分野から選ばれたエキスパートが集まる貴重な機会です。
イベントの概要
『IPSJ-ONE』は、日本国内で非常に評判の高い年次発表イベントです。各研究会から推薦された研究者が、最先端の研究成果を弾丸トーク形式で発表します。このイベントでは、AI、IoT、サイバーセキュリティなど、多様なテーマでの発表が予定されています。
講演内容
酒見氏が講演する「クレジットカード不正利用と戦う! 秘密計算×AIの挑戦」では、クレジットカード不正利用の深刻さとその解決策としてのAIと秘密計算技術が取り上げられます。不正利用は年々増加しており、その検知には複数事業者の取引データの活用が不可欠です。しかし、データの共有にはプライバシーや法制度上の制約が伴います。この講演では、酒見氏が開発した、データを開示せずに機械学習を行う最前線の技術について詳述されます。
酒見由美氏について
酒見氏は、コンピュータセキュリティや機械学習が専門で、AIと暗号技術を融合したプライバシー保護の機械学習技術の研究開発に従事しています。学生時代から高機能暗号の研究を行い、世界的な標準化活動や国家プロジェクトへの参加を通じて、暗号技術の実社会での活用を推進しています。彼女の豊富な経験をもとに、今後の若手研究者への応援メッセージも発信される予定です。
開催詳細
- - 日時: 2026年3月7日(土)15:20〜17:20(予定)
- - 会場: 松山大学 文京キャンパス(現地)
- - 配信: YouTube LIVEによる配信も予定されています。
結論
この機会を通じて、最新のAI技術と秘密計算技術の融合について学び、クレジットカード不正利用という社会課題に対する新しいアプローチを知ることができるでしょう。AIは未来を切り拓く強力な手段となり得ることを再認識するイベントとなることが期待されます。