未来の住まいを支えるオールブラック太陽光パネルが登場
九電グループの九電テクノシステムズ株式会社とロンジソーラーテクノロジー株式会社が共同で開発した、次世代の太陽光パネル「オールブラック」が本格的な販売を開始しました。本製品は、家庭のエネルギー創出・蓄積・使用をIoTで管理する「HOMEPROSUMER」ブランドに標準搭載され、長崎県長与町に新設される分譲地「Calmといし」にも採用されています。
オールブラックパネルの特徴
1.
美しいデザイン
オールブラックパネルは、配線を排除した洗練されたデザインが特徴で、住宅の屋根や壁面に自然に溶け込みます。美観を維持しつつ、再生可能エネルギーを有効に活用できるため、現代の建築にぴったりです。
2.
HPBC技術による高効率
HPBC技術を採用したことで、セル表面の配線が排除され、均一な黒色が実現。これにより太陽光の最大取り込みが可能となり、曇天でも安定した発電量を維持します。
3.
長期信頼性と災害に強い
配線を裏面に配置することでセル端部への負荷が軽減され、信頼性が向上。災害時でも太陽光発電と蓄電池が連携し、安定した電力供給が期待できます。
おすすめの利用者
オールブラックパネルは次のような方に特におすすめです。
高効率で美しい外観を求める建築業者にとって理想的な選択肢です。統一感のあるデザインは建物全体の美観を引き立てます。
快適性・安全性に配慮されたデザインは、周囲の環境と調和し、低照度特性により災害時の安定供給も実現します。
自然景観を損なわず高効率なエネルギー供給を可能にし、地域住民や観光客にとって視覚的な魅力を提供します。
開発背景
ロンジの開発チームは、世界中のエンドユーザーのニーズを2年かけて徹底的に調査。得られたデータを基に、安全性、高効率、デザイン美を兼ね備えた製品「Hi-MO X6」をシリーズ化。そのフラッグシップモデルがオールブラックです。このように、ロンジは市場のニーズをしっかり把握し、顧客満足を追求し続けています。
ホームプロシューマ(HOMEPROSUMER)とは
「HOMEPROSUMER」は家庭のエネルギーをIoTでスマートに管理し、エネルギーの自給自足を促進する新しい生活様式の提案をしています。九州を中心とした30社のパートナーと提携し、最新のハイブリッド蓄電池を用いて、太陽光発電の活用を推進していきます。
Calmといしの特徴
東長崎・戸石エリアに位置する分譲地「Calmといし」のコンセプトは「おだやかに住まう」。この地域は豊かな自然環境と都市へのアクセスが優れており、災害時の耐性が高いエコ住宅となることを目指しています。2024年6月にモデルハウスがオープン予定であり、詳細な設備は太陽光発電やハイブリッド給湯暖房システムなど、多岐にわたります。
このように、オールブラックとホームプロシューマは、持続可能な未来を見据えた新しい住まいの形を提供し、環境に優しいライフスタイルの実現をサポートします。つながるエネルギーとともに、より明るい未来を築くお手伝いをしていくことでしょう。