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オープンバッジ受領者が描く成功のストーリー、発表された2025年の受賞者

オープンバッジ受領者サクセス・ストーリー賞2025発表

一般財団法人オープンバッジ・ネットワークが、バッジ受領者を対象とした「サクセス・ストーリー」公募の入賞者を発表しました。この公募は、バッジを受け取った人々がどのようにそれを活用して夢を実現したかを紹介し、他の受領者にとっての参考にすることを目的としています。

2019年に設立され、オープンバッジの発行サービスを開始してから5年が経過した今、日本国内だけでなくアジア太平洋地域においても15,000種類以上、180万個を超えるバッジが発行されています。この数は、企業や大学、資格認定団体、さらには官公庁と多岐にわたります。

今年の金賞を受賞したのは、オープンバッジを活用して大学教員になることを実現に近づけた学生です。この学生は博士後期課程に在籍し、教育経験を証明する手段としてオープンバッジを取得。彼女は、バッジを自身のウェブサイトに掲載することで外部からのオファーを受けることができたと語っています。

「オープンバッジのおかげで、私は大学教員になるという夢に大きく近づくことができました。特に教育経験が重視される中、オープンバッジはその証明材料として非常に役立ちました。」

このように、オープンバッジによって自己PRが可能になったこと、さらには意外なチャンスに恵まれた経験が、多くの受講者にインスピレーションを与えているのです。彼女は周囲の友人にも積極的にオープンバッジの良さを伝えたいと考えています。

オープンバッジとは？

オープンバッジは、デジタル環境での資格やスキルを証明するためのツールとして、世界中で普及が進んでいます。特に就職活動やリスキリング、人材育成の場において、その利便性が注目されています。

一般財団法人オープンバッジ・ネットワークでは、この仕組みを通じた電子認証の普及に力を入れており、人的資本経営やデジタルトランスフォーメーション(DX)においても、オープンバッジは重要な役割を果たします。

設立以来、オープンバッジを通じて多くの人々の選択肢が広がることを目指し、今後さらにその普及を進めていく方針です。日本を含め、オープンバッジがどのような変革をもたらすのか、今後の動向に注目が集まります。