「総合英語able」復刊の詳細
2023年6月26日、大学入試を見据えた英語参考書「総合英語able」の電子書籍版が復刊しました。本書は、英語を学ぶ学生や一般からの高い要望に応えた形で再登場し、特に「英語がわかる」と「英語が使える」ことを重視した設計がなされています。
1. 総合英語ableとは?
この参考書は、640ページにわたって大学入試に必要な英文法を詳細かつ明快に解説しています。手元に置いてつまずいた時にすぐに参照できる形が特徴です。電子書籍版であれば、カフェや自習室など、どこでも気軽に持ち運びが可能。これにより、学習環境を選ばずに利用できる利点があります。
2. 復刊の背景
「総合英語able」は2014年に初版が発行され、2019年には廃刊となりました。ところが、その文法解説の正確さと明快さから、多くの復刊リクエストが寄せられました。それを受けて、学校教育に限らず一般の方々にも手に取りやすい電子版での復刊が決定されました。
3. 著者のコメント
著者でもある石原健志氏は、「総合英語able」が電子書籍で復刊したことに対し、非常に喜ばしく思っています。彼は本書を通じて、自身の英文法に対する理解を深めたと語っており、さらに多くの人がこの書籍を使って英語のスキルを向上させることを期待しています。
4. 本書の特長
本書には、いくつかの特筆すべき特長があります。まず、「1つの文法項目に対し、1つの例文」を徹底し、各文法規則の理解をサポートするために工夫されています。また、コーパス言語学や語法文法の視点を取り入れ、英文法の知識を深めるための説明が行われています。これは、単に知識を得るだけでなく、実際に英語を使う力を高めることを目指しているのです。
5. 知識だけでなく実用性も重視
本書では、学習者がよく犯す間違いに対して注意喚起を行い、正しい知識を身につける助けとなる内容が盛り込まれています。また、コーパスデータを用いた実例を紹介することで、ネイティブが使う表現や自然な英語の使い方を学ぶことができます。これにより、学習者はより自信を持って表現を選ぶことができるようになります。
6. 書籍概要
「総合英語able New Edition」
- - 監修:赤野一郎
- - 著者:石原健志、衛藤圭一、境倫代、澁谷竜昇、土屋知洋、仁科恭徳、三村仁彦、吉川裕介、吉村由佳
- - 英文校閲者:Stanley Kirk
- - 定価:1,650円(税込)
7. 会社紹介
本書を手掛けた株式会社第一学習社は、1960年に設立され、教育の質を高めるための出版を行ってきました。彼らは社会に貢献するため、学ぶ喜びを実感できる教材を提供することを使命としています。
本書の購入は以下からできます。
購入リンク
この「総合英語able」は、英語学習者はもちろん、教師や教育関係者にも有用な参考書です。是非、新しい学びの一歩として手に取ってみてはいかがでしょうか。