相談窓口の機能不全:企業は対策を講じているのか?
近年、企業におけるハラスメント対策は重要な課題となっています。厚生労働省の調査によると、企業の86%がパワハラ相談窓口を設置している一方で、適切な対応ができているのは半数以下という現状です。特に従業員規模が小さい企業では、ハラスメント対策が遅れている傾向が見られます。
名ばかり相談窓口にならないために:自主点検票を活用した対策
「名ばかり相談窓口」にならないためには、相談窓口担当者の適切な対応が不可欠です。しかし、行政発表資料を理解し、具体的な対策を講じるのは容易ではありません。
そこで、一般社団法人クレア人財育英協会が開催するセミナーでは、自主点検票から得られる情報に基づいたハラスメント対策を解説します。相談窓口における事実確認や対応方法、担当者の教育など、雇用クリーンプランナーの役割を担う担当者にとって必見の内容です。
クレア人財育英協会:ハラスメントゼロ社会の実現に向けて
一般社団法人クレア人財育英協会は、「社会の働き方のルールを作る」を理念とし、ハラスメントのない働きやすい社会を目指しています。
同協会では、以下の取り組みを行っています。
国内初の「ハラスメント カオスマップ」公開:ハラスメントの種類とその発生状況を可視化することで、企業における対策の強化を促進します。
雇用クリーンプランナー資格の創設と普及:正しい知識とハラスメントリテラシーを身につけ、職場環境改善に貢献できる人材育成を目指します。
雇用クリーン企業認定:社員の雇用環境意識が高く、働きやすい環境が整っている企業を認定することで、企業の取り組みを可視化し、優良企業の増加を促進します。
セミナー概要
テーマ: パワハラ(ハラスメント)対応・完全マニュアル。相談対応窓口の全てを紹介!
開催日時: 2024年7月17日(水) 10時00分~
講師: 小野純氏(雇用クリーンプランナー・特定社会保険労務士)
開催場所: 一般社団法人クレア人財育英協会 本社
詳細情報: https://caa.or.jp/
セミナー内容
相談窓口担当者の役割と責任
事実確認と対応方法
相談窓口の運営と管理
担当者の教育と研修
最新の法令改正と判例
自主点検票の活用
よくある質問
質疑応答
参加対象者
人事・総務担当者
労務管理担当者
ハラスメント相談窓口担当者
企業経営者
労働組合関係者
本セミナーは、ハラスメント対策の重要性と適切な対応方法を学ぶ絶好の機会です。ぜひご参加ください。